トイレの悲劇は無くなることがあるのか?


この前、リフォーム業者展示会に行って来たら、展示されてるトイレにあの機能があったんです。


「自動便座ふた開閉機能」


知らない人のために説明しておくと、トイレに人が入って来たのをセンサーで感知して、自動で便座のふたが「カパー」と開く機能のことです。展示場に設置されたトイレの前を客が通りかかる度に便座ふたが「カパー」「カパー」と挨拶していました。



この機能、初めて見た人はたいてい驚きます。私が初めてその「自動開閉便座」に出会ったのは、とある飲み屋のトイレだったんですが、トイレに入った瞬間思わず「うわっ!!」って後ずさって扉にぶつかりました。まさか、そんな所が自動で開くなんて想像だにしてなかったから。

用を足してトイレから出たあと、次に入った人が同じ様に「うわ!」って言ってるのが聞こえたので、たぶん知らない人はみんな驚きますw



この便座ふたの自動開閉機能、たぶん自動開閉になるのは「便座ふた」だけで、便座自体は自動開閉しないはず。だって、便座を上げるのは男が小の用を足すときだけだから、そこをわざわざ自動にするってことはしないですよね。

それに人感知センサーだって、人が来たってのは感知してもそれが男性か女性か、そして大なのか小なのかまで感知するなんて訳ないんだから、人が来たら普通に「便座ふた」が上がって人がいなくなったら「便座ふた」が閉まる機能なはず。



それを前提をふまえて気になるのが、この自動開閉機能、男性が小の用を足して「便座」をそのまま上げっぱなしにしたときも自動で便座が閉じてくれるのか?って部分。




一人暮らしや彼女と同棲してるって男性には同感してもらえると思うのですが、女性に「トイレの便座が上がりっ放し!!」って怒られたことありませんか?


一人暮らし歴の長い男性だと、トイレの便座って上げっぱなしがデフォルトって人結構いると思うんです。だって、トイレの利用回数的には小の方が多くて、いちいちその度に便座を開け閉めするのが面倒だから。でも、女性の場合には便座が上がってる状態ってのはあり得ません。状態としては、「便座ふた」が開いてるか閉じてるかの二択で、便座自体は絶対に降りてます。

そうした状況の元で起こるのが「男性が小の用を足して便座上げっぱなしにする」→「女性がトイレに入っていつものように腰掛けようとして便座が上がってて・・・!!?」→女性、大激怒ってパターン。


女性からしてみると「便座は常時絶対に降りているもの、それがデフォルト」って意識が絶対ですから、便座を上げっぱなしにしてる男性に烈火の如く怒る訳です。曰く「使ったあとはちゃんと元の状態に戻そうよ!」

「座る前にちゃんと見ようよ」なんて言おうがものなら火にガソリンです。間違っても言ってはいけません。



で、話戻って、便座ふたの自動開閉装置。これが便座自体を上げっぱなしにしてしまった後でも、自動で便座も含めて便座ふたを閉じてくれるって機能なのだったら、上述の悲劇は無くなる訳です。(人がいなくなってから便座ふたが閉じるまで数分って設定のが多いらしいので、その間に上の悲劇が起こったときは・・・仕方ありませんが)



なんてことを、帰って来てから気づいて、トイレの業者の人に聞いてみるのを忘れました。便座ふた自動開閉装置がついてるトイレを利用してる方々で上記の機能がついてるかどうか知ってる方がいましたら、教えてください。