新しいiMacがやって来た!
「両親が使う自宅PCの買い替えを検討中 - 北の大地から送る物欲日記」で検討していた自宅の両親用のPC買い替え計画。
パソコンのことはほぼ丸投げ(トラブルは全て振ってくる)状態なうちで、PC環境を変更しよう!と言い出すのはかならず私。
日々呼び出されるトラブルシューティングでこれはもうダメだろう、もっと楽で快適な環境あるよ!ってのが積もり積もって爆発した勢いで、いつご臨終になるか分からない状態の両親のPCの次のマシンを購入して少しは自分のストレスを軽減しようという、そんな展開から買うことになったiMacが、注文から3日ほどでさっくり到着しました。
後ろ向きにiMacの到着を待つ母
結局、前の記事で書いたソフマップのiMacセットをそのまま購入することに決まり、25日の早朝に注文を入れました。
それから2日経った昨日の昼飯後。
私「もうちょっとしたら新しいPC(iMac)が届くけど、それまでに今のPC置き場を整理してどっちかのパソコンデスクを空けないとね」
母「えー! ちょっと待ってよ、動いてるマシンなのに捨てられないよ!」
私「いや、いきなり今のマシン二台とも撤去はしないから。とりあえず併用して使ってみて、全部移行できそうなら片付けるけど。」
母「なんか新しいパソコン来るの、嬉しくないなあ。いつの間にか買うの決まっててさあ。知らないマシンだしさあ。」
・・・母よ、なぜ新しいマシンが必要かはもう何十回となく説明済みです。
(古いマシンは何度もHDDエラーで起動失敗してて、いつご臨終になってもおかしくない)
新しいマシンを決めるとき数時間に渡ってオンライン上のいろんなパソコン情報を見せて「うちの使用状況だとこれが一番楽だと思うけど」って、ジャパネットたかたもびっくりの
この!マシンなら!モニタも大きくて画面がずっと見やすい!!
しかも今なら! 設置、セットアップ、使い方サポート、全部無料!無料でついてくる!!
(いや、私が全部やるんですが・・・)
前にもデモでお見せしたように、お孫さんの顔も画面いっぱい!大きく見られる!!
と、わざとらしさ150%くらいで分かりやすく説明してあげた私の苦労はいったいどこへ・・・・・・orz(話、ちゃんと聞いてよ)。
母は、すさまじい勢いでPC使用環境をリサーチされ、買うマシンを決定され、あっという間に注文されてしまった、という一連の流れがどうにも気に入らない様子。
でも、大丈夫。母の性格はとりあえず全ての事柄に「ノー!違う!そうじゃない!」から入る人。常に何かあったとき、全力で責任逃れできるように後ろを向きながら参加する性格なので、こうなることは想定内。
うちにあるさまざまな物も購入するまでの間テンションが高いのは私と父で、さんざんそれに文句を言っておきながら、購入後には「いやあ、これが無くちゃねえ」になるのが毎回だから。
いきなりやってきたiMac
そんなこんなで、二台のPCのどちらかを片付けるのを考えておいてね、と伝えて、自分の部屋に戻ってメールチェック、ついでに発送状況チェックをしたら、荷物がもう近所の配送店を出発したって出てる!
私「なんか! もう今日中に新しいPCが届きそうなんだけど。」
母「えー! まだ全然何もしてないよ。」
父「しょうがない、じゃ今のマシンを外すか。」
母「えーー! 私のマシン(初号機は母購入)どうすんのぉぉ!!」
・・・どうもしません。VAIO初号機が置いてあったパソコンデスクに新しく購入したマシンを置くことが決定したので、そこを空けるためにマシンをちょっと移動させるだけです。
で、VAIO初号機を外して掃除しつつ、どう置くか?なんて話してるところに、もうiMacご一行が到着。
それから、あーだこーだと紆余曲折を経ながら、数時間かけて新しいiMacが導入されました。
New iMac導入前。
New iMac導入後。
導入過程詳細
以下、数時間に渡るNew iMacの導入過程の詳細。
- VAIO初号機の撤去、掃除(PCの裏はいつもほこりでいっぱい)
- パソコンデスクに付いてる上部棚の位置を上にずらす(じゃないとiMacの画面が見えない。案外背が高いので)
- とりあえずiMacを仮置きして、実際の使用をイメージしつつ、初期不良じゃないか起動チェック。
- せこせこ働く私と父。ストーブの前でごろ寝の母。「全部終わったらおしえてー」
- 一旦iMacの電源を落として、メモリを増設。1GB→4GBへ。メモリは512MBが二枚刺さってるのかと思ってたら、1GBが一枚だけ刺さってた。2GB x 2を刺してさっくり終了。メモリ部にアクセスするフタのネジをなめそうでちょっと怖かった。もうちょっと彫り深いネジを・・・。
- メモリ4GB認識してるのを確認。
- MacOSXを設定。アカウントを父、母、私の三人分作成。各自が使うときに、それぞれ自分の環境を使うようにする。これで、何かトラブったときは「他の誰かがやったんだ!」は通用しません。
- WindowsXP → MacOSXと別のOSのマシンへと移行するってことで、MacOSXの基本動作や付属アプリケーションについての説明。母の目には「?」マークが踊り、父はうつらうつら居眠りしている。ま、興味ない分野ってそんなもんだよね。というかコンピューター使うなら必修な内容なんだけど、な!
- 実際にちょっとだけいじってみてもらう。アカウント切替やFinder操作など。
- どうせ、今後数十回に渡り同じ説明を繰り返させられる羽目になるのだから、と適当に説明を切り上げ、しばらく環境設定。
- 3人のアカウントがちゃんと一発で見分け付く様に、デスクトップピクチャーを全部変える。
- おそらく使うであろうアプリをインストール。Skype、Firefox、OpenOfficeなどなど。
- それぞれのアカウントごとに設定を別にできるので、ブラウザのブックマークバーとかDockの設定とかを使いやすい様に設定しようと思うも、全部やってしまうと本人覚えないな、と思い出して途中で中断。後日、本人に説明しながら教えることに。
- Skypeで弟とビデオ通話を試して、ついでに両親に孫タイムを提供。今までは、320x240くらいのサイズでモザイクがかかりまくったような映像、しかもコマ落ちしまくりなビデオ通話が普通にフルスクリーンでテレビ見てるかのように繋がるように。使ってるソフトはいっしょなんだけどw
- 今まではこちらに全く気づかなかった孫も、フルスクリーンで綺麗にビデオ通話できるようになると、ちゃんとこっちの存在に気づいて反応するように。
- さて、問題はVAIO初号機と弐号機。
- 急に新しいiMacがやってきたので、まだ何もデータ取り出してない。
- メールとか使ってるサービスのアカウント、パスワードなどは、いままでの傾向から聞いてもすぐには出てこないので、しばらくは併用して使う必要あり。
- 初号機と弐号機を一台のモニタで使い回すことにする。
- 付属の17インチブラウン管モニタはでかくて邪魔な割に画面小さいので、二台分とも撤去!
- 代わりに私が使ってた19インチ液晶を取りあえず貸し出す。
- モニタ変換器も持ってたのを貸し出し。モニタケーブルも3本貸し出し。
- 狭い場所で苦労しつつ、なんとか配線完了。キーボードとマウスが二台分重なってて使いにくいけど、まあ動いた。
- データのiMacへの移動はまた後日。
今日一日、iMacの設定をしてて実感しましたが、0からPC導入するならMacOSXのがずーっと楽ですね。
個人がPC使ってやる作業に必要なアプリはほとんど付属で付いてるし、何かやるときもだいたい簡単な手順が用意されてたり、自動認識する。共有設定とか何もしてないのに、自宅内のあちこちのPCの共有フォルダなどが簡単に見られたのはちょっと感動しました。
他にも「3人分のアカウントを用意し、それぞれ自分の環境に切り替えて使う」というのは数年前から実行したかった環境。
確かMacOSX Tigerくらいから実装されてるファストユーザースイッチ? ファーストユーザースイッチ?って機能で、アカウント切替が視覚的に分かるのが楽しい機能。上の画像だと、一番上の画面が父のアカウントで、右のが私のアカウント、下のが母のアカウントの画面です。
切替は、アカウントを選択してパスワードを入れれば一瞬でグルッと画面自体が入れ替わります。無駄に楽しいw
明日以降も、環境設定やら使い方教室やらが続いていくのですが、母と父のコンピューター学習具合がいろいろと突っ込みどころ満載なので、ブログエントリにこれから何度も登場することになるかと。
教えてる分にはため息しかでない内容も、ほら、ブログネタにすれば少しはすっきりするしね!w