iPhoneの素晴らしさとその伝えにくさ

Life is beautiful: iPhoneに対抗するデバイスを作るには何をすれば良いか」を読んで。

このブログでも何度か述べているように、iPhoneのすばらしさは、タッチスクリーンだとかカメラだとかの個別部品にはなく、iTunes Storeまだ含めたトータルの「おもてなし」が圧倒的に優れている点にある。

Life is beautiful: iPhoneに対抗するデバイスを作るには何をすれば良いか

iPhoneの素晴らしさって、いわゆるカタログスペックなどの数値に出てくる部分じゃなくて、iPhoneを使って何かを行おうとしたときに、それがどれくらい快適に操作できるか?って部分にあって、それはこの引用で挙げられている「トータルの「おもてなし」」ってことなんだけど、これは実際にiPhoneを操作してもらわないことにはなかなか伝わらない。

ビデオ映像でもそれなりには伝わるが、やっぱり実際に自分が触って返ってくる反応という実感には及ばないし。



だから、iPhoneの何がすごいの?と聞かれて、実際に触らせてあげられる環境じゃない場合には、それを伝えるのが非常に難しいってことになる。

どうしても何ができるできないとか、カタログスペックを挙げざるを得ない文章だと伝わらないけど、実際にiPhoneを渡していろいろと操作してもらうと「ええっ!? すごいね、コレ。」という反応が返ってくる。



この辺の話は、あまり盲目的に褒めてるといわゆる信者っぽくなってしまうし、自分が理解できないものを褒める人には皆信者レッテルを貼って批判する人(その行為自体が盲目的なことに本人は気づかない)もいるしで、自分が素晴らしいと思ったことを伝えるってのは案外難しい。