NHKオンデマンドの離陸状況
「NHKオンデマンドの運用設備を公開。PC版登録は1万人超」
さすがNHKが始めたサービスだけあって、記事に出ている映像配信の運用設備や、手法も抜かりはありません。たぶん、NHK以外でここまでの映像配信サービスを今始められる所ってないでしょう。
なお、作成した「見逃し番組」用ファイルは、ライブラリー化が見込めるものを除いて、原則削除していく方針。「例えば半年蓄積した後に消すなど、運用法を考えていく」とした。
NHKオンデマンドの運用設備を公開。PC版登録は1万人超
ライブラリー化が見込める番組の基準ってどこら辺にあるんだろう? 全部保存してたら、サーバ側の保存領域が足りなくなってしまうってことか。
また、現在PC向け配信サービスはWindows Media Video形式だけで、Windows OS搭載PC以外では視聴できない。この点について、所副部長は「4月にサービスの検討を本格化した際には、コンテンツ保護機能には使えるものがあったが、ビジネスモデル/ルールとしてきちんと使えるものはWindows Mediaしか無かった。きちんとビジネスができるもので、費用対効果にあうものであれば、ニーズにあわせて対応していきたい。ただ個人的には、枯れた(採用事例の豊富な)ものを使いたいと考えている」とした。
NHKオンデマンドの運用設備を公開。PC版登録は1万人超
ここは残念なところ。
「コンテンツ保護機能には使えるものがあったが、ビジネスモデル/ルールとしてきちんと使えるものはWindows Mediaしか無かった。」ってのは、他の映像配信サービスでも、ほぼ全てがWindows Mediaばかりなことがそれを証明しています。
ああ、でもMacOSXでもそのままで見られたらいいのになあ。MicrosoftがMacOSX版のWindows Mediaビューワーとか出してくれればいいのに。