ブログが続かなくなるとき、復活するきっかけ


ブログを滅ぼす3つの災厄と、その対処法。 - 山田井ユウキ - builder by ZDNet Japan
ブログを長く続けてると感じる、ある種の麻痺。 - K’s Station HATENA ver.」を読んで。

「ブログを滅ぼす3つの災厄」として、以下の3つが挙げられています。

  • 「過剰なアクセス」
  • 「人生の転機」
  • 「目標を達成すること」


「過剰なアクセス」に関して、炎上だったり、ニュースサイトからの爆発的アクセスなどが挙げられていますが、これらはいくつかのパターンがあります。

炎上は自分では予想してなかった反応、自分にとってネガティブな反応の急激な盛り上がりによって、自分に真っ正面からぶつかってくる逆の流れの勢い(アクセス)が爆発して、耐えきれなくなってしまってブログを閉じてしまう。

ニュースサイトからの爆発的アクセスは、ネガティブなものなら炎上コース行き、ポジティブなものならブログ拡大の追い風となるのですが、その波にずっと乗り続けられるブロガーはごくごく一部。一旦知ってしまったアクセスが増えることの快感を忘れられずに自分を見失ってしまってしまい、ブログを続けられなくなってしまう。

また、大きなアクセスの経験はないものの、最初っからブログに対する期待が大きすぎて自滅して行く人も結構います。



「人生の転機」ってのは、ブログや個人サイトの寿命がだいたい数年ってところと大きく関連してる話。学生なら数年置きに学校を進級して環境が変わるし、社会人だって数年スパンで見たら職場環境が変わることが少なくありません。(移動、転職、失職など) 人生において、大きな転機を迎えてるときはなかなかブログを更新する余裕なんて無いものなので、多くのブログは数年スパンで寿命を迎えてしまうこととなります。

逆に数年以上持続しているブログや個人サイトはこういう「人生の転機」をうまく乗り切って続けられている場所ともいえます。



「目標を達成すること」は、何かのお題目を持って始めたブログ特有の現象かもしれません。日々の記録をたんたんと綴るよ系のブログでは、目標達成というのはありえないので。


ソレ以外のブログ更新への障害


滅びはしないものの、ブログの更新が途絶え勝ちになることはよくあります。

このブログの場合は、アクセスに関しては長年続けて来てるので、たまに大波が来ることもしってるし、それがあっという間に引いてしまうことも知ってます。



また、個人サイト〜ブログと続けてきた11年ほどの間にいくつもの人生の転機がありましたが、たんたんと日々の記録を付ける系のブログなので、人生の転機なんのその、ここだけ見てると何事もなかったかのように更新は続いています(頻度はたまに落ちますが)。WebArchivesに残ってた10年くらい前のログを見たら、今とほとんど同じ様な内容の記事を書いてて、良くも悪くも記事の内容、ジャンル、方向性はそんなに変わってないんだなあ、と。



ただ、なんだかんだと11年余り個人サイト〜ブログと手段・場所を変えつつも続けて来ている情報発信のペースがたまに落ちるのは定期的にやってきます(最近もそう)。

更新したいネタはいくらでもあるし、インプットは欠かすことないので書きたい内容もある。一旦書き始めればがががっと更新できるのも知ってる。でも、なぜか、記事を書き始められない時期がたまに来るんです。



なんかこう、後一歩のきっかけがなかなか掴めない時期。



こういうときは、なんでもいいから、触媒になるようなきっかけを掴んできて再復帰することが多いです。記事の書き方スタイルをがらっと変えてみるとか、締切ありなブログ企画に応募するとか、なんてことはない単純なニュース紹介記事だけを一本書いてみるとか。