Bento2体験モニターレポート(3) Bento2でネット知人リスト作り
Bento2体験モニターレポート(1) Bento2がやってきた
Bento2体験モニターレポート(2) Bento2をいじってみる - 北の大地から送る物欲日記
Bento2を使ってのデータベース作成、(2)では道の駅スタンプラリーの記録データベースを作ってみましたが、3回目のこのエントリでは「ネット知人リスト」を作成して、そのリストを使って「オフ会参加記録」を作ってみたいと思います。
まずは「ネット知人リスト」から
ネットを通じて知り合った人達と実際に集まるオフ会に参加すると、各参加者お手製の名刺をもらうことが多いのですが、せっかくオフ会に参加してもらった名刺を活用しない手はありません。これを使って、ネット知人のリストを作成してみましょう。
実際の知人のアドレス帳はありますが、ネット知人はそれといっしょにしてしまうのもなんかややこしいし、Bento2の様なソフトで別に作ると楽そうです。
まず、名刺を眺めながら、データベースに必要そうな項目を考えてみます。
- 名前(ハンドル)
- 画像(プロフィールの画像など)
- 関係(自分との関係、知り合ったサービスなど)
- 役柄
- Twitter ID
- メールアドレス
- Skype ID
- mixi ID
- 電話番号
- ブログ名
- ブログURL
- メモ
名刺に記載されている情報は人によっていろいろですが、記載されている情報の中から比較的よく記載されていてまとめられそうな項目を抜粋してみました。
項目を挙げてしまえば、ここからは早いです。(2)のときと同様、各項目のフィールドを作成し、次に個人データの詳細を確認するフォーム「個人詳細」を作成してみました。
「個人詳細」は、レイアウトを整え、テーマを「セイルアウェイ」に変更。
おまけで、各メンバーとメール連絡を取ったときの記録をすぐに一覧できる「連絡帳」フォームを作成しておきました。名前、画像にメッセージリスト(Mailアプリのメッセージリスト)を入れただけですけどね。
「ネット知人リスト」はこんなところで、次にこれを使って「オフ会参加記録」データベースを作成してみます。
他のライブラリデータの呼び出し
まず、「オフ会参加記録」データベースに必要な項目を考えます。どんなデータベースもまずは項目から。
- オフ会名
- オフ会実施日
- 関連
- 開催場所
- オフ会画像
- 1次会、1次会URL
- 2次会、2次会URL
- 3次会、3次会URL
- 幹事
そして、これに「ネット知人リスト」データベースの中から選んだオフ会参加者リストを付け加えます。
左下フィールド欄の左下にある+マークをクリックし、「1.フィールドタイプを選択:関連レコードリスト」、「2.フィールド名:今回は「オフ会参加者リスト」」、「3.オプションの設定:データソースの選択:ネット知人リストを選択」でフィールドを作成します。これで、「ネット知人リスト」ライブラリの中のメンバーから「オフ会参加者リスト」を選択することができます。
なお、こうやって作ったオフ会参加者リストフィールドは、そのままでは「ネット知人リスト」の全項目が表示されてしまうので、フォーム上にフィールドからドラッグ&ドロップして表示させた後、
の様にして、必要そうな「名前」「関係」「役柄」のみを表示するようにします。この項目の表示順番は自由に入れ替えることができます。
こうして作ったフィールドを使って「オフ会記録」フォームを作成したものはこんな感じになります。テーマは「ブルーワールド」です。
オフ会参加者リストは、左下にある+のアイコンをクリックして選択することが可能です。
今回は、他のライブラリのデータを呼び出して、別のライブラリに埋め込んでみました。いろんなライブラリのデータをうまく呼び出すことで分かりやすいライブラリを作ることが可能です。
体験モニターレポート三回目を書き終えて
Bento2を使ってのデータベース作成、もういくつかのデータベースを作成してみて、新しい物でもささっと30分程度もあれば作成できるようになりました。前回や今回取り上げたようなデータベースなら、簡単に作成する事ができます。