ブログの利用率は今後落ちるのかもしれない


あなたのブログ歴は?:Garbagenews.com」(via 明日は明日の風が吹く)を読んで。

ブロガーを対象とした調査で、ブロガーの年齢、ブログ歴はどれくらいか?がまとめられています。



年齢のデータを見ると、25〜44歳のゾーンが多くてここだけで過半数(57%)を占めてますね。

25歳以下があまりいないのは、「年齢が若いうちにはあえてブログを運営して公開したいような内容をまだ発見していない」「ごく近い周りの友人達とのコミュニケーション(SNS等)で満足している」「25歳くらいまでは学校、進学、就職と環境がめまぐるしく変化する時期なので、ブログを運営する余裕がない」辺りが理由かな?と想像。

それ以降の25〜44歳ゾーンが過半数を占めているのは、「ブログで書くような内容(テーマ)を持っている」「ネットが発展してきた時期(ここ15年ほど)と10〜20歳で吸収力が高い時期がマッチしていた」と考えるとしっくりきます。自分の場合も含めて。



もう一つのデータ、ブログ歴は2〜4年をピークとした山状な分布になっていますが、多くのブログが3年程度を一区切りとして更新頻度が落ちてしまうという話がたまに出てくるのと一致してます。また、2009年と2010年のデータを比べて、2010年で新規に始めてる人の割合が減っているのは、twitterSNSなどが大きく普及したことで、より手間のかかるブログまで到達する人が減ったってことを表しているのではないかと。


twitterSNSにユーザーを吸われて行くブログ


マイクロブログと呼ばれることもあるtwitterは、140文字以内でつぶやきを書くというスタイルからより断片的にネット上に書き込みすることが可能で、ブログのようにある程度まとまった量の文章を書くのよりはずっと気軽に始めることができます。


また、オープンに世界中の人に読んでもらえる形で公開するブログよりも、身内(友人、知人)間でやりとりできればいいという人達にはSNSがうってつけで、日本で広まったmixi、世界中でみて一番シェアの高いfacebook、携帯電話を中心にモバイルゲームでユーザーを集めつつ広まっているモバゲーやGREEなど、多くのサービスが普及してきています。



ブログみたいな場所で何かを書いて情報発信したい、という人はもともと百人に一人くらいの割合でしか居ないと思ってるのですが、twitterやブログより小さな断片の書き込み、SNSのような限られたメンバー間でのコミュニケーションツールみたいなサービスが出現してくると、そっちで満足してしまう人もたくさんいて、ブログまで到達する人の割合は今後減少していくのかな、と最近感じています。


自分のブログ歴など


この「北の大地から送る物欲日記」を書き始めたのは確か2005年の3月からだから5年半ほど。その前に自宅鯖でブログ書いてた時期もあって、それは2003年くらいからだったかな? その前は書いてる内容はほぼ似た様なもので、html手打ちのホームページを1998年くらいからやってたので、そこまで含めるとブログ歴は12年くらい。

まあ、一日10記事以上で頻繁に更新してる時期も、半年くらいさぼってたりする時期もいろいろあって、それでもなんだかんだで続けています。



ついでにtwitterは2007年4月からでこっちはブログ記事にするほどでないつぶやき、ライフログフォトログはてなブックマークした記事紹介を流してます。SNSmixifacebookで、mixiは最近放置。Facebookは最近始めて、ネット上の知人〜もうちょっと薄い範囲くらいまでの人を登録して、楽しく利用しています。