Facebookが友達の行動履歴を利用した広告サービスを開始

Facebook上では友達の「いいね!」や位置情報チェックインなどがニュースフィードを流れて見えます。その行動履歴を広告に取り込むという広告サービスがリリースされたそうです。

例えばStarbucksが広告主の場合、友達がStarbucksについて「いいね!」ボタンをクリックしたり、位置情報サービスPlacesを使ってStarbucksの店舗でチェックインすると、Facebookページの右側のSponsored Storiesコーナーに「○○さんがStarbucksについて『いいね!』と言っています」などのメッセージが表示される。

Facebook、ユーザーの「いいね!」やチェックインを広告に変えるサービス - ITmedia NEWS

文章だけ見てるとイマイチイメージしにくいですが、テレビCMではCMモデルやタレントなんかがその商品を利用しているというシーンで自分の友達がでてくる、みたいな感じでしょうか?



引用のStarbucksの例でいうと、友達がStarbucksのファンページを「いいね!」したり、Starbucksの店舗でチェックインしたりするという行動は、もちろん自分のニュースフィードに流れる訳だけど、それとは別にStarbucksの広告枠(ページ右側)の中でもそういう友達の行動が流れるってことですね。



もともとニュースフィードに流れるような情報が広告内で利用される、というこの形式はアリかな? 友達の行動が流れても元々ニュースフィードに出ている情報だから気にならないし、また自分の行動がそういう形で友達のニュースフィードに流れるってのも同様の理由で気になりません。



ただ、この手の行動履歴を広告サービスなどに利用するというのは、自分の行動履歴が自分の意に沿わない形で利用されるとしたらユーザー側は間違いなく反発するでしょう。過去にfacebookは何度かそういう戦略の失敗を経験しつつも、ユーザー側の意識が変革するのを試しつつ、サービス化してきているような気がします。