業務で使用していたtwitterアカウントは誰の物?

会社側によると、退職後にアカウントを放棄するよう求めたが、元社員はアカウント名を変えただけでツイッターを続け、フォロワーもそのままとなった。会社側は「フォロワーは顧客リスト。企業秘密の横領に当たる」として、フォロワー1人に月2.5ドルの価値があると主張。

http://www.asahi.com/international/update/0104/TKY201201040061.html

フォロワーがそのままってことは、表示される名前を変更しただけで使い続けたってことか。



業務としてtwitterを利用していたのなら、そのアカウントの使用権限は会社側にあるのではないかと。その辺はきちんと契約なりでその業務を離れることになった場合のアカウントの取り扱いを決めておくべきなんでしょうね。日本でも企業でtwitterアカウントを活用する事例はどんどん増えて来ているので、今後、こういうシチュエーションが出てくるかもしれませんから。



この訴えられた元社員はアレですね、退職するときに名乗り出て、「次からはこのアカウントで発言からそっちもよろしく!」と言っておくだけで何も問題ない上に、それなりな数のフォロワーは新しいアカウントの方もフォローしてくれたでしょうに。業務でつぶやいてたけど、これはもう俺のアカウントなんだ!という意識に目覚めちゃったんでしょうか。



そして企業側の言い分もなんかちょっとおかしい気がします。「フォロワーは顧客リスト。企業秘密の横領に当たる」って、twitterのフォロワー情報は公開されている情報なのに。フォロワー1人あたり月2.5ドルの価値があると、約1万7千人のフォロワー8ヶ月分の損害で計34万ドルも損害賠償を請求したって、さすがアメリカ、豪快な国です。

そんなにフォロワーに価値あったら、フォロワー2850人ほどいる私のアカウントは月7125ドルの価値が・・・日本円でも月50万円以上・・・これで食って行ける・・・訳あるかーーー!!!w