デジカメに取り込まれまいと気を吐くソニーのビデオカメラ新型モデル「PJ760V」

ソニーは、ビデオカメラの新モデルとして、空間光学手ブレ補正機能を備え、プロジェクタ機能も搭載した「PJ760V」と、同モデルからプロジェクタを省いた「CX720V」を発売する。

ソニー、空間光学手ブレ補正搭載の2Dハンディカム - AV Watch

デジタルカメラで動画が撮影でき、デジタルビデオカメラでも静止画が撮影できる。デジカメとデジタルビデオカメラって、出来る事がかなり被ってきていつかは統合されちゃいそうだな、とか思ってたけど、ソニーはまだまだ統合させる気はないらしい。



デジカメの動画撮影ではソニーの光学手ブレ補正機能はかなり評判がいいんだけど、ビデオカメラの方でも更に進化させた光学手ブレ補正を採用。ビデオカメラだとズーム性能が高いし、撮影中に動くことも多いためにより手ブレ補正機能が必要とされるんだけど、今回の空間光学手ブレ補正機能は「約13倍ブレナイ」んだそうで。



そして、プロジェクター機能内蔵。ニコンのデジカメでプロジェクター機能を内蔵したシリーズがあるけど、デジカメだと本体が小さいのでバッテリの電池容量とかサイズ的にとかかなり厳しそうなのが、デジカメよりは大型でサイズのコンパクトさがそれほど要求されないビデオカメラだと、その辺は楽にこなせそう。

プロジェクターを手軽に持ち運べるってのは、外出時でも簡単に大勢で動画を見られるというのもあって、イベント時なんかにも良さそう。



これは昨年発売のモデルHDR-PJ40Vのプレゼン動画ですが、プロジェクター機能は同様でしょう。



参照記事:世界初「空間光学手ブレ補正」搭載の“ハンディカム”など計6機種を発売 | プレスリリース | ソニー