はてなスターを待つのは流れ星を待つようなもの

永遠無窮の創作庫 はてなスターがもらえない。はてブとはてなスターとプラスワンボタンについて。」を読んで。


はてなスターfacebookのいいね!、Google+の+1。どれも、ブログ記事を読んだ後に「良かったよ!」とか「そうそう!」って気持ちを伝えるためのボタンみたいなもので、これもらうとブログ書いてる人はまあ、たいていは喜びます。



あるブログ記事にはてなスターやいいね!がつくときは、「記事に気づいた<アクセスして読みに来た<読んだ<スターやいいね!」って流れになります。こう書くとさっくりスター付くようにも見えますが、実際には記事に気づいても読みにくる人はその内の一部。そして、最後まで記事を読んでくれる人は更にその一部。はてなスターやいいね!をしてくれる人は更に更にその一部。


たくさんスターやいいね!が付いてる記事を見て「あの記事はなんであんなにスターやいいね!が付くのに、自分の記事には付かないんだろう・・・」ってのは、スターやいいね!を付けたくなる内容かどうかという記事の質の部分に寄る所も大きいのですが、たくさんスターやいいね!が付いてる記事ってのは、大前段としてそもそもアクセスされてる数からしてものすごい多いってのがあります。

あと、みんながスターやいいね!してるのを見るとつい押したくなるという衝動があるとかないとかもw


どのくらいスターとかつくの?


もちろん、その人の書く記事によって押され具合なんてのは全然違うんですけど、すんごいざっくり計算してみると。



今見たこのブログのカウンタが2227806PV、今朝来てたはてなスターのレポートメール(はてなスターが付くとメールでお知らせが来ます。設定してれば、だったかな?)によるとこのブログの総スター数は8013。単純に割ると278PV/スターになります。278回アクセスがあって、スターが一個付く。そんな感じです。



スターがもっとわんさか付いてるとこは数十回アクセスに一個とかでたくさんスターついてるし、逆になかなかスター付かないところだと数千回アクセスでスター一個とかに。

はてなスターに限った話ではないですけど、こういう数字ってのは多いところはより多く、少ないところはより少なく、という傾向があります。線形じゃなくて指数関数的な感じで。


スターとかブックマークとかを付けるうちに巡回先になる


はてなスターとかはてなブックマークだとはてなIDが分かってスターやブックマークが個別認識できるので分かるのですが、自分のブログにスターやブックマークをしてくれる人ってのは、お決まりの常連さんな場合が多いです。

  1. 「スターやブックマークを付けたくなる共感できる記事、参考になる記事を書いている」
  2. 「スターやブックマークを付ける」
  3. 「何度もスターやブックマークをつけるうちにそのブログを認識する」
  4. RSSリーダーやお気に入りなどに登録して定期的にそのブログを読みに行くようになる」
  5. 「たくさんスターやブックマークをつける」

ってな流れですね。



たくさんスターやブックマークが付いてるブログってのは、こういう固定客をたくさん抱えてるブログ。スターやブックマークは、固定客が増えるとじわじわとたくさん付く様になっていきます。


スターやブックマークをつけるのは自分じゃない


当たり前だけれども、スターやブックマークをしてくれるのは自分のブログの記事を読んだ読者であって、自分じゃありません。自分でどんなに「これは来た!すんごい記事書いた!」とか思ってても、読んだ人に響かなければスターもブックマークも付かない。



何千も記事書いて来て、それについてるスターやブックマーク見てて思うのは、傾向とか流れとかはあるものの、どの記事にどれくらいスターやブックマークが付くかってのは予想付かないってこと。



はてなスターだったら、それこそ夜空を見ながら流れ星が流れるのを待つような感じでいると、気づいたら付いてたりします。