ネットまとめが流行ってる時期に思うこと

最近は、やれキュレーターだの、まとめサイトだのと、ネットに溢れる情報をまとめるのが重要だと言われる様になりました。

確かに次から次へと公開される情報の中から価値のある物を探し出し、それを紹介したりまとめたりしてくれる人ってのは重要で、そういう人がいるから、より少ない経路で価値のある情報にたどり着けるようになります。



でも、私がもっと重要だと思ってるのは、ネット上に自分の考えなり、経験なり、行動なりを公開してくれる情報ソースたる人と、あちこちに散らばってるそういう情報ソースを直接拾い上げてきてくれる人。



ブログを通じて、自分の考えや経験、行動をどうやって公開していくかという方法論はまだまだ進化の途中だろうから、自分でもいろいろ試してみたいし、これからのいろんな情報を公開してくれる人が出てくるだろうから後からブログを始める人達にはどういうやり方があるのかってのを示してあげたい。



何かを効率よく実行したいとか、楽に知りたいとかいう場合には、直接まとめを見れば近道なんだろうけど、どうしてそうなったか知りたいとか、メインルート以外にどんな道のりが存在してるのかを知りたいみたいな欲求に対しては、そういう内容を発信してる人達を探し出して見るしかない。

だから、自分が惹かれる何かを発信してる人を探し続けていきたい。また、同じ様に自分が惹かれる物を拾い上げて発信してる人も見つけたい。



ネット上を流れる大きな話題の流れも面白いし、それはそれで見てるんだけど、一方でまだほとんどの人が知らないネットの端っこの方をじわじわと広げたり、後からくる人達の案内板を立ててあげる、みたいなのが好きで、ブログを書き続けてるんだろうなあ、と。



まとめる人も大事だけど、まとめる人達だけではネットは存在し得ないんですよ、と思いつつ。