「OS X Mountain Lion」の新機能は今のところ微妙かな？

Mac


http://ascii.jp/elem/000/000/672/672387/


いきなり予告も噂もなしに流れだした「OS X Mountain Lion」のニュース。現行の最新版「Mac OS X Lion」の次のバージョンが今夏にリリースされるという。


「OS X Mountain Lion」という名前、"Mac"のフレーズが無くなってるのは、Lionから取り入れられているiOSの機能や操作との融合、将来的には一つのOSに統合されてしまうのかもしれないと思わせる流れ。


10の新機能について


今回のバージョンアップでも、毎回のように100以上の新機能が搭載されるとあるが、新機能の目玉たる10機能が紹介されてたので、それについて見てみることにする。


「iCloud」連携の強化


Lionでは部分的な連携にとどまっていたiCloudの連携が強化され、アプリの書類保存先としてiCloudを使えるようになるという。

MacにiPad、iPhoneと違うデバイス上でiCloudに保存したデータを使いまわせるというのは、同じアプリがあってこその話で、基本的にはApple製のアプリからになるんだけど、iPadやiPhoneで書類を作ったりいじったりするシチュエーションがまだ無いので便利なのかはわからない。iPadやiPhoneとの連携よりかは、一人で二台以上のMacを使ってる人が恩恵を被りそうな機能な気も。


「iMessage」――1億ユーザーのメッセージング機能を標準搭載


そもそも身内や知り合いとメールをやりとりすることがほとんど無い生活をしてるので、iMessageの便利さも分からない。便利そうだなー、とは思うけど。

ああ、でも、iChatの代わりの標準メッセージング機能としてiPadやiPhoneと統合されるってのは便利そう。うちは一人一台Mac体制にしようと思えばできるし、iPhoneやiPadを一人一台持たせることもできそうなので、ちょっとした家庭内メッセージデバイスとして使えば・・・と、iOSだと最新版のiOS5じゃないとダメか・・・iPhone3GSはギリギリOKで、iPhone3Gはアウト。


んー、今年出そうなiPhone5に移行したら、iPhone4SとiPhone4が余るので、家庭内で一人一台体制にできるかな？


「リマインダー」――Macで簡単入力、iPhoneで外出先参照


iPhoneとMacで簡単連携できるリマインダーは便利そうだけど、リマインダー自体使ってない！


「ノート」――装飾機能を充実させ、iOS機器ともクラウド同期


「ノート」と呼ばれるちょっとしたメモ機能がMac/iPad/iPhoneで共有できるという・・・これはWebサービスで類似のサービスがたくさんリリースされてるので、それらとの競争になるかな？


「Notification Center」――ついに搭載、システム標準の通知機能


iPhoneでの通知機能は無くてはならない！までは行かないけど、ちょっとした通知に気づける点では便利な機能。MacだとGrowlとかで実現させてる人多かったんだろうけど、これもシステム標準機能化されると。

Mac/iPad/iPhoneと複数デバイスを持ってると、微妙な時間差でブブッブブッとあちこちの端末が反応するのはちょっとアレですがw


「共有シート」――今見ているコンテンツを、切り替えなしで簡単共有


ああ、これはiPhoneで便利に使ってる機能なので、Macにも搭載されるのは素直に嬉しい。いろんなデバイス上でシームレスに見てるコンテンツを共有できるってのは、ちょっと未来チックで楽しそうだし。

Macで見てるコンテンツを後ろにいるつまのひとのiPadに飛ばして共有してみてもらうとか、できたら便利そう。


「Twitter」連携――あのTwitterをOS標準でサポート


そういや、iOSではtwitterがOS標準で連携されてるんでしたっけ。自然に使ってたのであまり意識してなかったけれども。twitterは日常的に使ってるサービスだけに、MacでもOS標準で連携されるのは歓迎。


「Game Center」――ゲームをさらに楽しくするソーシャル機能


XboxLIVEがゲームのネットワークプレイを大いに盛り上げてくれたように、「Game Center」もネットワークプレイや友人知人とのゲームプレイ状況とかの共有で楽しめそう。うちだと、つまのひとか弟がたまにプレイしてるゲームの成績とかで表示されて、なんか負けてなるか！とかなるくらいだけどｗ


「AirPlay Mirroring」――ケーブルレスでテレビ画面に投影


おー、ついにMacからもAirPlayができるように！　今まで出てきた機能の中で一番これが嬉しいかも。うちにはAppleTVがもう一台あって、iPhoneやiPadに入れてる写真や動画を飛ばしてテレビに表示して見るとかで活用してるし。


「Gatekeeper」――安全なMacをより安心なプラットフォームに


Mac上にインストールできるアプリケーションを「Mac App Store経由のみ」「アップルの認証をうけた開発者のアプリまで」「無制限」３段階から選べるようにするしくみ。自分のマシンは「無制限」にするだろうけど、両親とかに使わせるマシンは「Mac App Store経由のみ」とかにしておくと安全か？とも思ったが、そもそも自力でアプリケーションをインストールしてるのを見たことが無い。全部、自分が入れさせられてるんだった・・・。



駆け足で10の新機能をざっと見てみたけれども、それほど有効に使えそうな機能は無い？という印象。




｢OS X Mountain Lion｣のシステム要件 - 気になる、記になる…

うちにあるMacだと、私の前のマシンMacBookが唯一アウトかな？　二台あるiMacは大丈夫そう。これ、10.7よりも前のOSからアップデートするときは二段階にアップデートとかになるんですかね？ 10.5.8から10.7にアップデートするのに10.6を経由したように。



MacとiPad、iPhoneとがどんどん連携されて使いやすくなっていくのは歓迎なので、搭載される機能と相談してアップデートするか考えたいと思います。夏にリリースされたときに。