最終回になったアルファブロガーアワードの記事を見ながら。

偏心をどう読むかみたいなところもありますが、そういう人のネットの集いみたいなことでまあよいのではないでしょうか。正真正銘のアルファブロガーになれたひとやなれるひとはやっぱりすごいと思いますよ。はい。

結局、ブロガーというのは変人というかプチ変人というか、むしろ偏人というか - あったらしくるえるはてなくしょん


「アルファブロガー・リスト」を公開します|アルファブロガー・アワード 2011 | Alpha Bloggers【The Final!!!】」に「アルファブロガー・リスト」として100をちょっと超えたアルファブログが掲載されてます。


日本におけるアクティブなブログがどれくらいあるのか


考えてみれば、現実の知り合いでブログやってる!なんて人はほとんど聞いたことありません。私の知人でブログやってるよなーって知り合いもホント片手で数えて足りるくらい。いや、裏でこっそりやってたりするのかもしれませんがw



総務省の通信利用動向調査を見てきても、ブログをやってるって人は平成22年時点でだいたい3〜4%程度。30人に1人くらいの割合。同じ調査でのインターネット利用者は9462万人なので、ざっくり割るとブログやってる人は315万人くらい。

2008年くらいで毎月更新されているアクティブブログ数が300万程度って数字以降の時期のデータをあまり見かけないのですが、2008年以降ではtwitterfacebookがかなり日本でも普及し、そちらがメインとなったブロガーも多いでしょうから、2012年の今となっては多めに見積もってもアクティブブログ数は100万以下になっているのではないかと。


アルファブログの位置づけ


アルファブログってのが必ずしもブログ界のトップを示しているものではないんでしょうが、話題に上がるブログってことでは間違いなさそうです。ざっくり100万くらいありそうなアクティブブログの中の100ブログちょいですから、それが話題性で頂点の辺りに位置してるとすれば1万分の1くらいの上澄みにあたるブログってなことになります。



もともと30人に1人くらいしかやってないブログ、「ブログやってるってのはかなり変わり者だよね」とか言われちゃいそうな全国数百万人の集団の中で、さらに1万分の1くらいの話題性をもったブログなんですから、何かに秀でてるとか、どっか突き抜けてるとか、扇動力半端ないとか。そういう人達が書いてるブログだからこそ、それだけ話題になったんだと。


ネットによって縮まる世界


ブログを書く人がざっくり30人に1人くらいって書きましたが、この学校で言えばクラスに一人いるかいないかくらいのブロガー枠でブログ選手権(そんなものはないけど)に参加することになると、途端に舞台は日本全国大会なんですよ。ほら、ネットはどこまでも繋がってるから。



この地方大会とか予選とか無くいきなり全国大会なブログ選手権、情報発信することについては地域の優劣はつきませんから、もうそのブロガーのやる気、熱意、創作意欲、アピール力、カリスマ性、デザイン力、文章スキル、人徳、選択力、リテラシー能力などなど、あらゆる力を駆使して自分の好きなように情報発信したものが、年齢や住んでる場所、立場に囚われること無く評価される、そんな世界だったりします。



ブログ以外で全国を相手に始められる何かってなかなかありません。また、ブログを通して全国に自分のことを知ってもらえるような体験ってのもそうはありません。ネット上でブログを書くことによって、全国の人々に向けて情報発信して、全国の人々と繋がれて。ネットによって縮まる世界を感じられます。