SNSでネットに参加したら次は何する?ブログでしょ!

http://www.ikedanoriyuki.jp/?p=3929」を読んで。

ブログとSNSのやりとりの違いって、構成単位の大きさの違いから生まれてくるんですかね、やっぱ。


「ブログのエントリの文章量」>「SNSの発言の文章量」から生まれる違い


一つのエントリ、発言の文章量の長さが長ければ長いほど、そこには書いてる人の大きな魂が入る。断片的な意見じゃなくまとまった形の思考になるから、それを読んだ人が受ける影響も大きくなる。その大きな影響に突き動かされた人が、また何か別の思考を発信する。


ブログのエントリは、SNSの発言よりも大きな思いが込められているもので、だからこそ多くの人がそれによって心を動かされる。ただ、ひとつのエントリを書くためのパワーというか意気込みというか、そういうものはSNSで何気なくつぶやく発言よりもずっと必要。だから人を選ぶ。



一つの発言が短いSNSの発言は、その手軽さからより多くの人の参加、発言を可能とし、より短いタイミングでのやり取りから多くの交わりを生み出す。より手軽な発言から生み出される多くの発言は早い流れとなり、多くのやりとりはどんどんと流れていく。やりとりは簡単に気軽になる反面、その交わりから生まれる心の動きは小さなものとなる。


ブログとSNSでのやりとりの違い


ブログでのやりとりは記憶に残りやすいのに、SNSでのやりとりはすぐに忘れがちなのはどこまで心に刺さってるかの違いかな。一エントリに込めてる想いが強いブログへの反応は、気軽に発言してるSNSへの反応と比べると、心への刺さり方が違う気がするのは、やっぱり込めてる想いの深さの違いから、だろうか。



別にSNSの発言でブログみたいに力いっぱい書いたっていいんだけど、そこはより自由度の高いブログの方が書きやすい。一発言の量に制限があって分割させられるのはなんだし、どうせ書くんだったらクローズドで自分の知り合いだけに見てもらうよりかはオープンに誰にでも読んでもらえるブログの方がいい。


もっと多くの人にブログを書いて欲しいのは


もっと多くの人の心の叫びや想いを読みたいから。自分の知らない世界や知識を知りたいから。新しい何かと触れ合いたいから。



今回読んだ元エントリの最初に紹介されているいくつかのブログ記事の流れ見てると分かるけど、みんな最初のお題たるエントリを読んでから書いてる自分の想いってのが、それぞれのブロガーごとに違う方向へと広がってる。みんな立ち位置が違うし、ブログの捉え方も違うし、ブログを通じてやりたいことも違ってるからこそ。

そうやって最初のひとつのテーマがどんどんいろんなテーマへと広がりつつ話題が膨らんでいくのは本当に面白い。



みんな、SNSもいいけど、もっとブログ書こうよ!