庭の畑の土起こしで予想外の掘り出しモノが………

道南に位置するこの辺りは、北海道の中では雪が少ない地域なんですが、それでも降る時は一晩で20cmとか降ったりもします。この冬はそこそこ雪が多い年でしたが、道路や駐車場に積もった雪の処分は自分ちの敷地の中、畑や庭なんかを雪捨て場として使うしかありません。

上の写真は3月下旬、二週間前の畑エリアの様子。何度も捨てた雪が積み重なって約1m程度の山になってました。これをそのままにしておくと溶けるのに結構日数かかって、ただでさえ遅くなる家庭菜園の利用スタートがかなり遅れることに。去年はそのままにしてたら、雪山が全部溶けるのに4月下旬くらいまでかかってたような。

そこで、今年は気合いれて3月下旬のうちに天気が良い週末使ってたまってた雪をみんな暖かくなって雪が溶けた道路に捨てて全部溶かしてしまいました。積り重なってた雪山は鉄製スコップでザクザクザクと運べる量に切り取って、よっこらよっこら運んで捨てるという作業の繰り返し。なんか楽しくなる作業なんだけど、かなりの重労働。

（HUNTER X HUNTER15 (ジャンプコミックス)より）
「そうか、オーラでシャベルを纏えば掘る力が強化されるんだ！」とハンターハンターちっくにザックザック調子にのって雪を切り出して運びまくってたら、あっという間にオーラ切れました………。

雪山の一番下の部分は溶けて下に落ちた水分が土と混ざって凍っている凍土状態になってて、外に捨てると土まで持ち出しちゃうので、そこは溶けるの待ちってことに。

二週間たった今では、うっすら残ってた凍土部分もすっかり溶けたので、今度は全体を掘り起こして土に空気含ませる作業。スコップでザクザク掘り返すのは、そんなに力入れてるつもりもないだけど、気づけば汗だく心臓バクバクになってることから、これまた結構の重労働ぽく。耕うん機とかあると楽そうだけど、それほど大きな面積でもないから手作業。

全体をざっくり掘り起こした後は、土の中に残ってる去年植えた作物の残り分やら根やら風で山から飛んで来た石とかゴミを取り除く作業に着手。去年は風が強い日が多かったせいで、近くの山からかなりいろんなモノが飛んできてて、石とかゴミがかなり混じってます。去年植えたけど、あまり育たなかったネギも残ってたので、掘り起こして植え直す予定。

手作業で大きな石とか根とかゴミを取り除いて、篩にかけて小さな塊も取り除くとふわふわな土に。最初の土起こしからもくもくと3時間くらい作業してて、昼飯の時間になったのと天気がそろそろ怪しくなったので今日はおしまい。来週に続きやって、その後に石灰や肥料を混ぜ込む予定。

そんな土掘りゴミ除き作業してたら、なんかじゃがいもが発掘されましたｗ　去年植えたじゃがいも、収穫しそこねたのがそのまま越冬してしまったぽいのが5つくらい。見た目、全然傷んで無く普通に収穫時期そのままな芋、これはいわゆる越冬じゃがいも？？

洗って切ってシリコンスチーマー使ってレンジで温めて食べてみたら、すんごい甘い。ヤバイ、美味しい。じゃがいもを越冬させるとでんぷんが糖化して甘くなるってのは本当だったんだ！と感動する甘さでした。

これは今年もじゃがいも作って、全部そのまま放置でもいいじゃない？？？ってくらい美味しかった。今年は越冬保存にチャレンジしてみようっと。