生まれては消えゆくブログ達

自分の印象としては、ブログになってからは半年。1年以上続けるためには、ネットで知り合った人とオフラインコミュニケーションまでいかないと無理だと思っている。オフラインまでいかず、ちょぼちょぼブログにコメントがついたりする程度だと、半年なんじゃないかなあと。オンライン限定での寿命。

ブログを始めて、それがどのくらい続くのかはいろんな要因が絡んでて、一般的には、というくくりでまとめると、半年〜数年くらいが寿命なんじゃないかという流れ。


ブログが続くための要因は

  1. 本人のやる気
  2. 本人の時間
  3. ネタ、テーマの持続性
  4. 他人との関係

あたりが重要なところかな?

本人のやる気

誰だってブログ始めたときは夢希望に溢れ、さあ更新してやるぞーって意気込みで始めてるんじゃないだろうか。そうでないとブログ開設に至るまでの諸所手続きの面倒さの壁は乗り越えられないし。

そしてブログを更新しだすのだけれど、一番飽きっぽい人は最初のエントリで脱落(ハヤッ)、そして3日坊主体質な人がそれに続く。

長く続けるためには、一瞬光り輝くことより、じわじわと光り続けるという更新スタイルの方が長持ちするような気がする。要はあまりに過度に入れ込まないってところか。

本人の時間


やる気は残っていても、更新する時間が取れないんじゃ物理的に更新は無理。

ある程度年齢が高く、あまり大きな変化が起こらない年代の人は、いったん日々の生活の中にブログ更新がうまくマッチすると、そのまま生活習慣として続けていけそうな気がするけれども、数年スパンでどんどんと状況が変化し続けていく若者の場合は、現実での変化に伴ってブログ更新にかけられる時間が無くなったりというのは非常にありがち。他にもっと興味のあることが出てくるのもなんの不思議もないしね。


やる気はあるけど、時間がない。

時間はあるけど、やる気はない。


どっちが欠けてもそのブログの寿命はそこで終わる。

ネタ、テーマの持続性


ネタやテーマを絞ったブログの場合、いつかはネタ・テーマが枯渇することがありうる。よほど泉のように書きたいことが湧き出てくるような人なら別だけど、そういう人は数少ない存在で、そういう人たちはブログブームよりもっと前から自サイトを作ってるような人が多い。

防備録とか、好きなことメモのような、ネタ、テーマなんでもありみたいなスタイルだと、書くことが無くなった!ってなことはあまり起こらないように思う。

他人との関係


ブログを続けて、他人との関係ができると、また新しい要因が増える。

コミュニケーション取れる知り合いがいれば、更新意欲は高まるだろうし、より幅広い世界を知ることでネタやテーマを拾えるかもしれない。

でも、一方で他人と衝突してトラブったりすると、意欲は下がり、そのまま失踪、フェイドアウトなんてこともありうる。


より親しい間柄の知り合いができたら、オフ会などを開いて実際に会ってみたいと思うだろうし、ますます親密なコミュニケーションをとって、、、そうなるとオープンなブログじゃなくて、クローズドなSNSや内輪のみのサイトへと入り込んで、ブログの舞台からは退きがちになるかもしれない。

ブログを見ればその人が分かるというのは


上に挙げたようないろんな要因が複雑に絡み合って、そのブログの寿命は決まる。

その人が書いているブログを見ればその人が分かるというのは、その人の持つ持続性、飽きっぽさ、情報収集能力、ネットリテラシー、コミュニケーション能力、好きな、嫌いな話題、本音と建前の使い分け、論理思考能力、などなどいろんなものがブログから見え隠れするから。


ブログはその人の内面を映し出す鏡なのかもしれません。