岸和田イアリー - WWW の世界像と議論に関する雑感(from Alpha Clipper Clips)


最近のやりとりを思い出しながら読むと、いろいろと考えることあり。

WWW の世界では、論者同士が向き合って一対一でやりあうような「一貫した議論」をする必要性は薄いと思う。疑問があればどんどんリンクを張って、疑問の提示なり異論の展開なりすれば良いわけで、そういった参入コストが低いことこそが WWW の特性であり魅力でもある

私もそう考え、そのようにブログを運用している訳だけれども、世の中このように考えている人ばかりではなく。

ひたすら自分の考えを周りに押し付けることに夢中な人もいれば、陰から通りにいる人に石を投げるのばっかりに興じている人がいたり、何かは思うけれど決して発言はしない、などと多くの人はいろんな思惑でWWWの世界に存在しています。

議論したければ、議論になりうる人を探さないと駄目なのでしょう。本来の理想は、どこでも誰とでも議論しうるのがWWWの特性だったはずなんですが、議論にならない場合もあるのはしょうがない、と。