個人サイト業界に見るサイト更新できるかどうかの分かれ目

また、「サイトを続けていくこと」そのものがひとつの関門であるのは、別に現在に限ったことではないであろう。「サイトとして成功する」ことと「続けていく」ことは別である。だいたい、アクセス数は前回の記事でも書いたが「エロとオタク」を狙えば伸びるようになっている。それ以外で勝負するならば、アクセス数ではなく内容の充実に努めればよい。内容が充実していても、していなくても続けようという意思があれば、続いているものである。

「サイトを続けていく」ための意思が続くかどうかってのは、自分の思い描く自分のサイトがどれくらい流行って欲しいかと、実際のアクセス数の具合のバランスがどうなってるかによるところが大きいのかな、って思っています。

あまりに過度にアクセスが来ることを期待しすぎている人は、なかなかそうならないことに苛立ちを覚えてサイトを続ける意欲を失ってしまったりとか、別に流行って欲しくないのに、ものすごいアクセス数が来たことでびっくりして更新やめちゃったりとか。バランスが大きく崩れるとサイトを続けられなくなってしまう、と。

アクセス数なんて気にしなければ一番いいんでしょうけど、やっぱり気になりますよね。だったら、逆に自分が書いたものの評価としてアクセス数があるんだって思ったら、いい物を書こうって気になるんじゃないでしょうか。

SEOやらアクセス数アップの秘訣やらもいいけど、そういう小手先のテクニックで稼いだアクセス数なんて、すぐになくなっちゃうようなもろいものだし。



人に認められているサイトってのは、そういうアクセス数うんぬんはどうでも良くて、自分が書きたいから書いている系のサイトであることが多いような気がします。本人が何か発信したいことが内にあって、それを表現する場としてサイトなりブログなりを作っているというパターンです。単にアクセス数稼ぎ目的なサイトは、中身が薄っぺらいことが多くて読んでて面白くないし。

好きこそ物の上手なれ、で本当に自分が好きなことを発信してれば、そのうち人が集まるサイトになるんじゃないでしょうか。