スパムはスパム、SEOはSEO。
「web2.0とブログの可能性 スパムSEOの成長の可能性」を読んで。
スパムは、どんな解釈をしようがスパム。SEOはスパム業者が使うことが多いので、スパム行為と混同されがちだが、ある有用な情報を公開しているサイトがサーチエンジンにうまく拾ってもらうための方法。
最初から「私のコンテンツは良いです」と胸を張れる運営者などいるだろうか?
答えは「いない」。
そのコンテンツが良いものかどうかを判断するのは、自分ではなくそれを読む人々。
そこで必要なのが「スパムSEO」である。
スパムSEOによって、一時的に検索上位表示される。
この一時的が重要である。1年生コンテンツがスパムにより1ページ目に表示された。
「わ〜い!!スゴイPV数だ!!」
「売上げが上がる!!」
「やっぱりスパムはスゴイ!!」このような「気持ちの良い」体験を一時的にさせるのである。
そうする事で、ある気持ちと志が出てくる。
「よ〜し!今度からは、スパムではなく、ちゃんとしたSEOで検索上位を目指す」
「検索上位表示されても良いように、優れたコンテンツを揃えよう!」
「信頼を勝ち取るため、更新頻度を高めよう」
と思うのである。
「なんだ、内容なんて関係なく上位に表示されるんだ!」
「じゃあ、スパムSEOのが楽でいいじゃん!」
「まじめにコンテンツ作るのなんて馬鹿みたいだね!!」
スパムSEOで上位に表示されることを目論む初心者が辿る道のりはこんなところではないんでしょうか?
そもそも、優れたコンテンツをまじめに作ろうとする人は、スパムSEOなんてしていない人々が多い。それはコンテンツを作るのに夢中になる余りに、そんな検索エンジンの表示順位なんて気にしていないから。そのコンテンツに対する情熱がよいサイトを作っていく。
度がすぎる自己主張は、スパムと変わらない。
こちらは毎日更新。大手は1ヶ月に1回程度の更新。
どちらが、見る側に対して、より情熱的にコンテンツを製作しているか一目瞭然だ。そこで切り札として必要になるのが、スパムSEOだ。
最低最悪の大手サイトを出し抜き、自分の情熱的なサイトを検索上位表示させて、「どうだ!俺のコンテンツの方が充実していて立派だし、為になるだろう」と胸を張れる。
世の中、素晴らしいコンテンツをみんなに見せたいんだ!って熱意を持っている人ばかりだったら、そして、そういうコンテンツが永遠に上位に上がって来れないのなら、そういう必要悪もありなのかもしれません。
でも、検索エンジンの出力結果が、俺の私の記事を見てくれ見てくれ!!という自己主張の塊のような人々に占拠されてしまったらどうなるでしょうか。アピールすることばかりでなくて、いかに良質な内容を作り上げるかが重要ではないんでしょうか?
奨励してるわけではないといいつつ、本文中で奨励してるようにしか見えないのが気になりました。
私はスパム行為はせず、地道に記事を書いていくことで検索エンジン上位に表示されるようになるのを目指してコツコツと頑張ることにします。遠回りに見えて、それが一番近道な気がするから。
参照元でも紹介されていますが、SEOとスパムの違いについて紹介してる良記事を紹介。
Japan.internet.com コラム/検索エンジンマーケティング ユーザー軽視の SEO は無意味でしかない