人はそれぞれ違う考えだから面白い


きらきら、ぶつぶつ - 「肯定すること」と「受け入れること」の違い」を読んで。


ネットで触れ合うことになる大勢の人々、もちろん現実でも人とは触れ合いますが、より不特定多数と触れ合うことのできるネットの場合には、ありとあらゆる考えの人に出会います。

もちろん自分と同じ考えの人もいるだろうし、まったく自分とは違う考えを持っている人もいる。自分と同じ考えだと思った人でも、違う事柄について話し合ってみれば、違う考えを持っているかもしれない。


私はネットで多くの人と触れ合って、そういうことに気づいてからは、自分と同じ考えの人に巡りあるのがめずらしくて、基本的に多くの人はさまざまな違う考えを持っているんだってのを受け入れるようになりました。

違う意見の人と会っても、その人がそう思うのにはその人なりの考えがあるから。よく話してみて、相手の言うことがなるほどなぁと思ったら、その人の考えに宗旨替えするかもしれないし、逆に自分の考えを相手に伝えることで相手が自分の考えに賛同してくれるようになるかもしれない。


ネットでの多くの議論を見ていると、そこで絶対自分の意見は曲げない!って人が多いけど、それは自分の世界を狭めているだけなんじゃないかな。

もちろん、誰の意見にでも従うとかいうのとは違いますよ。あくまで自分と相手の意見を両方同列で考えてみて、相手の言うことの方が正しいと思ったらそっちを採用するってだけ。


「肯定すること」と「受け入れること」の意味の違いについて。


「肯定すること」ってのは、自分と同じ考えの人をみつけたときに、それに同意したりうなずいたりする意思表示をすることで、その考えをより大きなものにしていくこと。

「受け入れること」ってのは、自分の考えとかは置いておいて、現状をありのままに受け止めること。違う考えの相手も、どうしてそう考えるのかってところまで含めて受け止める。「私はこういう考えでこう思うけど、あなたはそういう考えでそう思うんですね」

別に無理に全員が全員同じ考えになる必要があるわけでもなし。全員が同じ考えになっちゃったら、逆に気持ち悪いし、人とコミュニケーションする必要もなくなっちゃうから(笑)