ウェブを見るときのどん欲さ
日々、ウェブ上のいろんな文章を読んでる訳ですが、たぶん人と比べると私はかなりどん欲に情報を求める方だと思います。
以下、どんな風にどん欲か。
- まず何か気になる記事を発見する
- まずは本文を読む。
- 引用してる記事や参考記事はもちろん全部読む。
- コメントやトラックバックも片っ端から読む。
- はてブのコメント、その記事を取り上げてるはてなダイアリーを読む。
- その記事中のキーワードとなる用語をググって調べる。
- 上述の参照先でも、同様にどんどん遡れる限り記事を遡る
- 書いた人が気になれば、その人のブログの過去ログなりプロフィールなりを読む。
もちろん、読む記事全部に対してこんなことしてたら、いくら時間が合っても足りないので、上に書いたのを全部やるのは数百記事読んだうちで気になった一つくらいですが、数十の記事は、上のうちのいくつかをやるくらいには読みふけります。
なぜどん欲に読み込むのか?
何かの現象ってのは一つしか事実がありませんが、人がそれをどう感じるか、考えるかは人の数だけいろんな感じ方、考え方があります。誰かにとって正しいことが、他の人にとって正しいかどうかは分かりません。
その人の考えを知りうるのはその人だけだと私は考えるのですが、少しでもその人が何を考えているのかを感じるためには、多くの情報を得て考えるのが必要です。少ない情報から、勝手に思い込むことは非常に危険で、そういうときは自分が思うような考えが正しいと思いがちです。
ちょっと前の2chVIPまとめブログ系の騒ぎの時も、自分が気にしている部分だけに問題を単純化して自分の感じたいようにしか考えない人たちが大勢いました。
北の大地から送る物欲日記 - そんなに簡単ではない今回の騒動を簡単にしようとしてる人々
なので、一歩、二歩、数歩引いて、自分の知りうる情報をまとめるなんてことをしてみましたが、あの情報だって全然完全じゃありません(コメントなどの指摘でもっともだと思う部分も多々ありました)。
北の大地から送る物欲日記 - 30秒で分かる2chVIP系まとめサイト問題 対岸からの視点
誰だって使える時間は有限ですから、その人が何かについて調べたとしても知りうる情報量には限りはあります。でも、何かについて考えるのなら、できうる限り多くの資料、考え、意見を見て、しっかり物事を見据えたい。
ウェブ上に多くの情報が溢れるようになって、やろうと思ったらかなりの部分までそれができるようになった今、どん欲に情報を求めたいという欲求は満たされつつあります。
ウェブを見るときは、いろいろ調べて調べすぎるってことはないと思います。