他のブロガーと語ってみると面白くなるブログ


ブログ認知率は100%に近い、開設経験は4割弱〜インフォプラント調査
Japan.internet.com デイリーリサーチ - Blog 定期リサーチ(26):2006年7月21日――1日の訪問者数、50人に超えられない壁?」を読んで。


ブログを開設したことがある人って結構増えてきているんですね。

テンプレートなどをいじって自分の好きなデザインなブログを作れたり、掲示板に書き込むような手軽さでエントリを書けるって点が、以前のHTMLを自分で打って作るようなホームページと違って敷居が低くなって、やってみよう!って人が増えたのがわかります。

ブログを開設しているユーザーに尋ねたブログ来訪者状況では、1日の平均アクセス数は「5件未満」が36.2%で最も多かった。「5件〜10件未満」18.3%、「10件〜20件未満」15.3%も合わせると、アクセス数は1日20件以下のユーザーが約7割を占めた。

おそらく日々の日記スタイルで更新してる人がそれくらいだってことなんでしょうね。

だいたいどのブログサービスで始めても、エントリをアップすればアップしたことがそのブログサービスのみならず、あちこちに知らされるしくみがあるので、毎日エントリ書くだけでも一日数十アクセスくらいになります。そして、しばらく書き続けていれば、検索エンジンから書いた内容で検索した人が来るようにもなります。

トラックバックについては、他人のブログへは「まったくしない」45.5%、「ほとんどしない」33.8%で、自分のブログへは「まったくされない」37.0%、「ほとんどされない」33.3%だった。積極的にトラックバックを利用するユーザーは少ないことが窺える。

トラックバックは分かりづらいところがありますけど、他のブログを読んでて私ならこう思うのになぁなんてのがある場合なんかには是非使ってみることをオススメします。まずは自分の側から、誰かのブログへトラックバックを飛ばして「あなたのエントリ見てこう思いましたよ」って声をかけると、そこからいろんなやりとりが始まっていきます。ぼーっと待ってるだけでは、誰かに声をかけてもらえることは少ない。

自分のブログにトラックバックが来てたら、「おっ?どんな反応があったんだろう?」って読みに行きますよね?あなたが書いたエントリを、読んで欲しい相手に読んでもらえるチャンスを作るのがトラックバックだ、って考えると、他のブログとのコミュニケーションを始めるのにトラックバックは最適です。もちろんコメントを残してきてもいいのですが、コメントは1:1なやりとりになりがちなのに対して、トラックバックだと周りの人も参加できる形でコミュニケーションを続けられるってのがコメントより優れてるかな?

誰かとトラックバックをしあって話を展開してるところに、それを読んだ別な人がさらにトラックバックしてくるなんてこともよくあります。コメントだと、ちょっとこういう展開は難しいかもしれません。

ただ、これが「50人−100人未満」になると8.10%、「100人−300人未満」では3.04%、「300人−1,000人」、「1,000人−3,000人未満」などに至ってはそれぞれ0.76%だ。1日50人以上という数字を境に途端に少なくなる。

この一日50人という壁は、自分が書いただけで完結してるか、それとも他のブログとやりとりしているか?ってな線引きでもあるような気がします。


せっかく他のブログと繋がれるしくみがあるのだから、同じような話題について書いている他のブログとコミュニケーションすることで、その話題について語っていれば、それだけで100人くらいにはなると思います。アクセス数は自分のブログがどれだけの人に注目されているかの目安みたいなところがあるので、あまりアクセス数を増やすことだけにやっきになっても意味ないですけどね。


自分が好きな話題をしてる人と自由に語り合える面白い場所、それがブログだと私は思っています。