ブログで何かを批判するときに気をつけたいこと
「埼玉ジャック: ブログで何かを批判するときは抽象的に書こう」を読んで。
何かを批判することの難しさというのは、批判された側や自分とは反対の意見を持つ人からの反論に応対することの難しさ、だと思っている。
ブログエントリという少ない文字数の文章の中で、自論の全てを誰にでも分かりやすい形で書くのは非常に難しい。当然、論点に絞って書くことになる訳だが、そうすると書かなかった部分、省略した部分に反応する人もでてくる。中には、書いていないことを勝手に読み取ってストーリーを作り上げてしまう人も出てくる。
これらの反論に対して、個別にそれぞれ対応できれば良いのだけれども、発言が注目を浴びた場合などは反論のあまりの多さに言いようのない圧力を感じてしまうかもしれない。それぞれ別のことを言ってるのに、みんな自分に敵対しているかのような感覚。実は、みんな馴れ合って敵に回っているだけなんじゃないかという想像。
炎上したかどうかの分かれ目は、コメントしている人たちが対話しようとしているかどうかだと思う。ただ、一言言ってやりたいだけの人が大挙して押し寄せているなら炎上、意見に反応すれば対話してくれるのなら炎上ではなく単に注目を浴びているだけ。
批判という形の記事からは違う意見のぶつかり合いが生まれるから、どうしても盛り上がりがちだけど、炎上なのか、注目を浴びているだけなのかはしっかり見極めたい。
批判するときに大事なこと
批判するときに大事なことは、
- 世の中、全員が同じ考えなんてことはありえないことを心に留めておく
- 自分の意見が絶対だとは思わない。反論を見て自分の意見を変えてもいいじゃないか。
- 自分の考えにこだわるあまりに、思考停止しないこと。
- 罵倒や誹謗中傷、断定(決め付け)は言いたいことの本題を見えなくするので避ける。
- 全員が同じ意見になって終了なんて形はまずない。お互いが違う意見だと認識できたなら、それでもいいじゃないか。
だと、私的には考えている。
批判に限らず、ブログで対話するとき全般に通じる考えかもしれない。