ブクマコメントはより本来のコメントの意味に近いのでは
「吐き出す - ブログにブクマコメなんてしなくなればいいのに」「吐き出す - ブログにブクマコメなんてしなくなればいいのに 蛇足」を読んで。
ブログのコメント欄よりブクマコメントの方が盛り上がってることに対する反論記事。最近、はてなでブクマコメントなどに関する記事を書くと、ものすごいブクマが返ってくるの法則でもあるのかな?w
ブログコメント欄とブクマコメントの違い
ブログのコメント欄とはてブのブクマコメントの違いを考えてみた。
- ブログコメント欄
- そのブログの領域
- 書き込みはブログ作者とそのブログの読者に対して
- ブロガーと直接対話したいときにはここ
- 何度も書き込めるのでやりとりができる
- 炎上して制御不能になることがある
- ブログ作者が削除することが可能
- 匿名で書き逃げされることもある
- ブクマコメント
- はてブを利用している人なら誰でもコメント可
- 1記事に対し、一人一回100文字までのコメント
- 1記事に対するみんなのコメントが見られるスタイル
- ブログに限らず、ブクマできるどんな記事にもコメントできる
- コメントは書いたブクマユーザーに属する
- 一人一回なので炎上しない(炎上ではなく、同じ感想・意見が多いという状態はありうる)
- 書いた人はアカウントでトレースできる
どっちを使うかは、コメントを書く人が何を望んでいるかによるのだと思います。
ブログを書いた人との交流を望んでいればブログのコメント欄に書けばいいし、自分用のメモだったり、自分の感想・意見を自分のコントロール下で表明したいのだったらブクマコメントがいい。
違う目的の場所なのだから、どっちがいいとかの結論はない。あるとしたら、どちらが好きかという好みの問題。ブログコメント欄でブロガーと交流する道か、はてブを使ってのネットウォッチ的な視点での感想・意見の表明か。
ブロガーとの交流
ブログにブクマコメなんてしなくなればいいのに。コメントをもっと使えばいいのに。コメントを使いやすい雰囲気になればいいのに。もっと気楽にやろうよ。
これは、もっとブロガーと直接交流しようよ。ネットウォッチ的に盛り上がっちゃうのはやめようよ。ってことなのかな?
最後の気楽に、はよく分かりませんでしたが。気楽にって意味では、コメントへの敷居が低いブクマコメントの方が気楽なので。気楽に交流しようよ、って意味なのかな?
ブロガーと直接交流しようよ、ってのは確かに思ったりもします。もっと気軽にコメントしてくれたら嬉しいし、他のブロガーからトラックバックが飛んでくるのも嬉しい。
ただ、コメントはブロガー以外の人にも見えるので書き込むための心理的抵抗がかなり大きいし、トラックバックはいい仕組みだけどトラックバックスパムに押されてトラックバックという仕組み自体に諦めてる人も多い。
ブログを読んで何かを感じたら、そのブロガーと交流したいと思いますが、私の場合はコメント欄はあまり使わず、自分のブログでエントリを書いてトラックバックを飛ばすってのをよく使います。これなら、自分のコントロール下で自分の言いたい事を書けるし、文字数制限もほとんどないし。
ブクマコメントは新しいコメント欄のありかた
はてブブクマコメント欄に見られるある記事を中心としたブクマコメントは、いままでのブログ本体でのコメント欄とは違う新しいスタイルのコメント欄なのではないでしょうか。
書き込みの権限が自分(ブクマユーザー)側にあるため、書き込みへの抵抗が少なくてコメントしやすく、多くの人が感じたこと、思ってることが一覧という形で見られるという。本来のコメントの意味に近いのはこっちなのかな、とも思います。
ブクマコメント欄でのコミュニケーションを嫌う人もいますが、あそこで行われているコミュニケーションはやりとりできる情報が少なすぎてコミュニケーション足りえていないと思います。単に馴れ合いを嫌うって意味合いもありそう。けまらしい、か。
みんなのコメントが一覧で表示されるために、同じ意見・感想を主張してる人がつるんでるように見えるって問題はありそう。
今は、twitterみたいなミニブログだったり、IRCチャットだったりでより簡単に密なコミュニケーションを取れるしくみが出てきているので、コミュニケーションを取りたいのなら、そういうツールを利用するのもいいかもしれません。