ネット上での人の認識
ネット上でいろんなサイトやブログ、ソーシャルブックマークなどを見ていると、いろんな人のいろんな発言をみかけるのだけど、ネット上での自分の名前、ハンドルネームを揃えて使ってる人なら、あちこちの書き込みをその人の発言として認識することができます。
例えば、私なら、「hejihogu」もしくは「へじほぐ」というハンドルネームを自分が参加したあらゆるネット上のWebサービスで使っているので、そのハンドルが入ってる発言は高い確率で私の発言であると言える。
さまざまなWebサービスが出来て、コミュニケーションの手段が増えたとしても、コミュニケーションしている相手はネットの向こう側にいる誰かであることには間違いなく、そういう意味では相手(=人)を認識するのは非常に大事なだと思います。
そんな訳で、Web上で対話しているいろんな人を認識しよう、とは思ってはいるのですが、人を覚えるのは結構苦手だったりします。
誰かとやりとりした、そのこと自体は覚えているのだけど、それが名前に結びつかない。そもそも名前をしっかり覚えてない。その辺の認識がどうも私はあいまいなようです。
どこかでやりとりした段階でそのやりとり自体は記憶されるので、人として認識されてはいるのですが、そこからその人を個人として認識できるまでにはある程度のやりとりが必要で、さらに名前までしっかり覚えるのには、相当何度もやりとりしないとダメみたいです。
そんな訳で、例えばtwitterなら見てる人は500人以上いるけど、会話を交わしたことのある人は100人くらいで、名前までしっかり把握してる人はたぶん50人くらい。はてなだと、よく見かけて認識してるユーザーはやっぱり100人くらいいるけど、名前までしっかり把握できてる、となるとせいぜい2〜30人くらいでしょうか。
あちこちいろんな所を見てるので、覚えたはずの名前がトコロテン式にどんどん右から左に抜けてしまうってのもあるかも。
名前を覚えるのが苦手なのではてなでのFavicon表示とかはかなりありがたいです。「あぁ、あのアイコンの人!」とかいう形で認識できるから。TwitterのWebでのアイコン表示も同じように助かります。名前という文字より、アイコンという絵の方が覚えやすい。
人が誰かを認識するときの情報
人が誰かを個人として認識するときに、どういう情報と紐付けているかってのは結構興味のあるところです。
ネット上のことで考えると、
- 名前(ハンドル)
- アイコン(Favicon)
- その人の属性(好きな話題、性格、性別など)
- その人とのコミュニケーションの記憶
- 現実でその人を知っていれば、その情報
辺りでしょうか。
(現実のその人の情報)>>>(その人とのコミュニケーションの記憶)・(アイコン)>(その人の属性)>>(名前)
私の中ではこんな感じな認識具合なので、なかなか名前を覚えるところまで行きません。
いや、名前を覚えるところまで行かないってよりか、記憶に残らないって感じか。人の名前をしっかり覚えられる人がうらやましい・・・。