Blu-rayの国内レンタルが開始


Blu-rayビデオの国内レンタルが4日よりスタート

ビデオレンタル事業者、映像ソフトメーカー、AV機器メーカー合計22社は4日、ブルーレイレンタル研究会を設立。市場規模やユーザーの反応を調査する試験的なものになるが、ゲオなど、研究会に参加するビデオレンタル店13社、合計26店舗で4日から順次、Blu-ray Discビデオソフトのレンタルがスタートする。

試験的なものですが、Blu-rayのレンタルが開始されるようです。


新しいメディアが普及するには、利用できるソフトがどれだけ存在してるかが重要ですから、レンタルが開始されるというのは重要な意味を持ちます。普及台数やコンテンツ販売数にリードしているBlu-rayがレンタルでもHD DVDに先んじた状態ですね。



ただ、ネット配信という新しいコンテンツ流通方式も出てきた今、レンタルという方式にちょっと疑問を抱いていたりもします。ユーザーとしては、安価に見たいコンテンツを見る方法としてありがたいレンタルですが、レンタル業者間の過当競争で非常に低いレンタル価格になっている場合を見かけることがあります。場合によっては1本50円なんて価格でCDやDVDがレンタル可能な場合も。

ここまで安い値段でコンテンツ供給元に十分な対価が回るのでしょうか?

また、あまりに安いレンタル価格は、CDやDVDの購買意欲を下げる効果もあります。レンタル店のレジの横に山積みで売られているCD-RやDVD-Rが何を意味しているかは、ちょっと考えれば簡単に分かりますよね。そう、多くの人がレンタルしたCDやDVDをCD-RやDVD-Rを使って自分用にコピーして所有するからです。


一度下がってしまった値段を上げるのは厳しいのかもしれませんが、レンタルの価格はちょっと安くなりすぎなのではないか?というのが非常に気になっていたりします。