ブログを書くということ

ブログを書くときに意識してることのひとつとして、ここは自分の場所なんだから、自分の考えをしっかり述べるようにしようということ。ネットで個人が簡単に情報発信できる時代になったのだから、普段考えてること、感じたことをどんどん書いていけばいい。

自分が考えがネットを通して繋がる感覚

自分の考えをブログで書こうとすると、自分の考えってものが、実はおぼろげにしか考えていなかったことに気が付くことがある。文章にまとめようとしたら、いろいろもっと深く考えることになるし、そのためにいろんなサイトやブログを見たり、情報を集めたりすることもある。

ブログを書くってことは、自分の考えを文章としてウェブ上に残すってことだけど、それによってより深く考えることになったり、ブログを読んだ人からの反応でより幅広く考えられるようになったりする。コメントやトラックバック、ソーシャルブックマークの反応からは、自分になかった視点の意見がもらえるし、自分が書いたものに反応して、いろんな方向に議論が広がっていくことだってある。

自分の頭の中とネットを通して向こう側にいる大勢の人々の思考を繋ぐ感覚と言ったら分かりやすいだろうか。

ブログとは面白いもので、どんなアクセスが多い有名なブロガーが書いているブログだろうと、その人がブログというものにフラットであるべきという考えを持っていれば、コメントやトラックバックを送ることで自分の考えを伝えることができる。会社で言ったら、新入社員がいきなり社長に語りかけるようなものだけど、ブログではそれが普通に通じたりする。

ブログの文章

文章が下手だから・・・とか、言いたいことまとめるのが苦手だから・・・という人もみかけることがあるが、個人のブログで書く文章にはそんなに完璧なものは求められていない。たくさん書いていれば、だんだんと書き方もうまくなってくるし、まとめ方だって上達する。

文章は書きもしないでうまくなることは絶対にない。たくさん書いているうちに、だんだんと自分のスタイルが出来てきたり、書き$方がこなれてきたるする。

ブログを読んでて「あぁ、この人うまい文章書くなぁ」とか「まとめ方うまいなぁ」と思ったら、そのブログをRSSリーダーなどで購読してまめに読むようにして参考にすればいい。

ネットで自分という存在を保証してくれる場としてのブログ

ネットを通して知らない人と出会うとき、自分が書いてきたブログは自分の存在を示すのに大きな役に立ってくれる。そこには、自分が考えていることが、自分の思考の断片が積み重ねられているのだから。初めて会った人に「ブログ読んでます」と言われるほど嬉しいことはない。

最初は、こんなブログ見に来てくれる人がいるんだろうか？とか心細い思いをしつつ書き始めるかもしれないけど、コツコツと書き続けていれば何時の間にか、自分が書いてきたエントリの山が振り返ったときに見える日がやってくる。

多くの人がブログを書くようになって、私が書いたものへの反応をトラックバックを送ってくれるようになったらいいな、と思いつつ、ブログを書き続けている。先を行く一人として、後から続く人の道標になれればいいな、という思いをこめながら。