自分の記事に付くブックマークに思うこと


人気エントリだけが目指す記事ではない - 花見川の日記」を読んで。

はてなブックマークでブックマークされることと記事を書くこととの話。



はてなブックマークだけでなく、ソーシャルブックマーク全般的な話なのだろうけど、ある記事の被ブックマーク数とその記事の内容の質は全く関係ないことはないけど、あまり高い相関はなさそうです。

何をもって質を判断するかは読む人それぞれなので人によって解釈は異なるだろうが、人気エントリに入るような記事はたいていの場合、週刊誌の中吊り広告のようなタイトルの記事が多かったりします。思わずクリックして読んでみたくなる記事タイトル、みんながブックマークしてると思わずブックマークしてしまう人、ブックマークがたくさん付くと人気エントリ入りして更に読まれる機会が増え、さらにブックマークが伸びるという構図。



私はある記事のブックマーク数ってのは、その記事がどれくらい話題になったかという話題度を示しているんじゃないかと思っています。

ブックマーカーが1ブックマークずつで投票してる評価のようにも見えるけど、そもそもブックマークしてもらうためにはまず記事が読まれないといけない。その記事を読んだブックマーカーがどれくらいの率でブックマークしたかが分かれば、ある程度記事の質っぽいものを反映しているのかもしれないけど、それは分かりようがありません。

そして、ブックマークはつける、つけないでしか区別できないので、ブックマーカーが果たしてどういう意図でその記事をブックマークしたかは分かりません。たまに[これはひどい][これはすごい]などと両方のタグがつけられている記事があったりしますが、それは人によってその記事をどう感じているかがそれだけいろんな反応があるんだってことを示しています。



長らくはてなブックマークを眺めてたのもあって、どういう記事内容だとブックマークが付きやすいかってのはなんとなくうっすらと分かってはきましたが、記事を書くときにブックマークをつけられることを狙って書くことはあまりありません。(たまにはあります(笑))

むしろ、自分の思うがままに記事を書いてそれがどういう反応を受けるか、そういうのを素で見たいって感覚があります。記事の内容がどう感じられたかが知りたいところで、注目を浴びるために記事を書いてるのではないので。



いったん記事を書いたら、あとはブックマークされるの待つだけ。なんか防波堤で釣りでもしてるような感じです。あ、記事の内容が釣りってことではないですよ(笑)

思いがけず大量のブックマークがついていたり、たくさんのトラックバックやコメントがついてたり、そんなわくわく感がたまりません。