コンテンツよ、永遠なれ


命短し恋せよTV - 山田祥平のRe:config.sys」を読んで。

さまざまなコンテンツを消費しながら人は生きていくけれども、はたしてそのコンテンツを利用したいと思ったときに利用できる状況はいつまで続けられるのか? 古い時代の紙などは今でも参照可能だが、ここ数十年の間に現れては消えていったいろんな記録媒体上のコンテンツは今では再生が不可能になったものも多い。


ネットが普及して、ますます多くのコンテンツが入手可能になりはしたが、その反面でコンテンツ所有に関する規制も多くかけられることになってきている。今、見たり聞いたりしているコンテンツは、数十年後にどれだけ利用することが可能で残っているのだろう?

行き過ぎた規制は、コンテンツ継承の断絶を招きかねない。



今後も多くのコンテンツがデジタル化され、ネットを流通し、さまざまな機器上で再生されることになるだろう。現時点でどの機器上で再生できるのかという短期的な視点だけでなく、将来に渡ってそのコンテンツが利用したいときに利用したい人のところにうまく届けられることができるのか?という長期的な視点も考慮しつつ、コンテンツにかける規制などを決めておかないと、後々大きな後悔をするときがやってくるかもしれない。