自分が死んだ後のブログ


[追記]もしも、ブロガーが死んでしまったらブログはどうあるべきなのか?*ホームページを作る人のネタ帳」を読んで。

ブロガーが死んだ後に残されるブログの話。



個人のホームページなりブログなりがウェブ上に作られるようになって10年ちょっとが経ちました。ネットを使うのは比較的若い層なことが多いこともあって、ホームページ・ブログの管理人が亡くなってしまうことはたまに見かけることがあるとしても、それほど頻繁に見かけることはありませんでした。

でも、今後、ブログなどをつける人が増え、更に利用する年齢層も広がって高年齢層も増えそうなことを考えると、ブロガーが亡くなった後のブログをどうするか、というのは考えておかなければならない問題かもしれません。



複数人で編集部体制でやっているようなブログではなく、個人がやっているブログは、そのブロガーが運営してなんぼのものですから、ブロガーの死亡後にブログ売却のような話はあまり出ないんじゃないかな、って思っています。名前だけ引き継いだところで、中味を書いているブロガーが変わってしまったんじゃ、全然別物のブログになってしまいますし。


自然と更新は止まることになると思うのですが、コメント欄やトラックバック欄を放置しておくとスパムが大量につけられてしまうのは確実なので、本人の死亡が確認できた時点でコメント欄やトラックバック欄を凍結できるしくみなんかは今後必要とされるかもしれません。また、もしブロガー本人が死亡後に自分のブログを消してしまいたいと思っているなら、それを頼んでおくとブログサービス側でやってくれる、なんてオプションサービスもありかもしれません。



やっかいそうなのは、無料ではなく有料なブログサービスだったり、ドメインサービスなり、サーバなりを使ってブログを行っていた場合。この場合には、料金が引き落とし出来なくなった時点で自然と消滅することになりますが、誰か管理をまかせられる知り合いに何かあったときの管理をお願いしておくのも手かもしれません。

まぁ、なかなかその手のことがまかせられる人材というのが身近にいなかったりするものですが。相手の負担にもなりますしね。



私的には、自分が死んだ後も、自分が生きていた証としてブログはそのまま残しておけたらなぁ、と思っています。まぁ、実際のところは数年単位で見ると、あちこち場所を移転したりして参照できなくなってしまうことも多いのですが。