ブログを続ける理由


ブログを辞めた理由」を読んで。

とある増田が「ブログを辞めた理由」について書いた記事。


ブログが評価されるとき、分かりやすい成果物って形じゃないと意味がないように思えるかもしれないけど、そうじゃない部分も大きいんじゃないか?って気がしています。

確かに、「とても美味しい料理のレシピ」「素晴らしいプログラム」「何かを成すための方法論」など完成された成果物があれば、それは非常に分かりやすい形で多くの人の参考となり、大きな評価を得るでしょう。でも、自分がさまざまなブログをそれこそ浴びるように大量に読む、というスタイルをずっと続けているのは、そういう分かりやすい成果物だけじゃなくて、それに至るまでの途中経過、メモ、ダメだったという失敗談、こうなんじゃないか?という予想、推測、そんないろんなことの記録という断片の山の中から、自分の役に立ちそうなものを見つけていくという行為が面白いから。


自分の頭の中や体験から何かを作り上げて行く時代から、多くの人の考えや体験から何かを作り上げて行くって時代に変化してきてるという感覚をネットを利用するうちに感じるようになりました。多くの人の情報発信からいろんなモノをもらうお礼というか、その多くの人の一人に自分もなりたいって意識からか、自分の考えや体験などで公開してもかまわないと思えるものはどんどんネット上に発信するようにしていて、そういう場の一つとしてブログを続けています。

生きていく上で食事や睡眠が不可欠なように、情報収集・情報発信するという行為が自分にとって不可欠なものとなりつつあり、今後もブログに変わるような情報発信の手段がでてこない限りはブログを続けていくんだと思います。