趣味というか「イイ!」と思えるものは人それぞれだろ?
「趣味って人と共有してナンボだろ?」を読んで。
趣味って人と共有して初めて意味が出てくるんじゃないのか? 誰かがその音楽を「イイ!」っていうから自分も「イイ!」と思えるわけだから、 まずは他人が何を聴いていて何を好きか、ということに常に敏感にならなければいけない。
ここでは音楽の話になってるけれど、趣味ってのは自分が「イイ!」と思ってはまるスタイルと他人の「イイ!」に影響されてはまるスタイルの二種類がある。
自分が「イイ!」ものにはまる趣味のスタイルは、他人がそれをどう感じるかは関係ない。自分がいいと思うものを追求するスタイル。
他人の「イイ!」に影響されてはまるスタイルは、他人とのコミュニケーション手段、共通言語として趣味が存在するというスタイル。他人との共通の話題として趣味を捉えるため、流行に敏感になりアンテナを張りまくるが、自ら「イイ!」と思えるものを探すということはしない。
趣味をどっちのスタイルで捉えるかは人それぞれだし、ジャンルによって両方のスタイルを使い分けていたり、一つのジャンルでも両方のスタイルをうまく取り入れている人もいる。
「イイ!」が重なって趣味が共有できる人もいるだろうし、趣味は共有してナンボな人もいるだろうし、自分の趣味にひた走る人もいる。
一つ言えるのは、他人の趣味を馬鹿にする人ってのは、了見の狭い人なんだなってこと。