電源求めて彷徨うモバイラー


充電か、乾電池か - コデラノブログ 3」を読んで。

米国では、公共の場所にあるコンセントを利用しても、窃盗にはならない。米国の空港でみんなでコンセントをシェアするというのは、よく見られる風景である。一方日本の空港では、VIPラウンジで利用者に開放されているものは別として、そこらへんの壁のコンセントから充電したら、窃盗である。

モバイルでPCやら携帯電話、デジカメなどなどいろんなデジタルガジェットを活用してる人には大きな電源問題。デジタルガジェットの要求するエネルギーは増加する一方なのに対し、バッテリの容量進化は進んではいるもののじわじわとしか容量は上がらない。



これだけさまざまなデジタルガジェットが世の中に出回る時代になったのだから、喫茶店やファーストフード、飲食店、駅などの人が集う場所では、電源の利用を開放するとか、有料でもいいから利用してもいいことにするって流れにならないものか。

わざわざ専用の充電ステーションみたいな場所を作らずとも、今ある施設を利用させてくれるだけでもずいぶんと電源事情は改善される。



その手のデジタルガジェットを利用してかかる電気代はたかが知れているだろうから、サービスとして提供することで、人が店を利用してくれるという客寄せ効果が期待できるし、有料にするのなら少ない元手で利益を上げられる。

こういうサービスを提供することにすれば、無断で利用する人にはっきりと断ることができるようになるし、いいこと尽くめだと思うのだが。



なかなかこういう動きが出てこないのは電源を利用する人は周りの人にいろいろ悪影響を与えるみたいなことがあったりするんだろうか。それとも、そういう発想が無かったり、サービス提供が面倒だ、ってことなんだろうか?