自分に書けること


[を] 「ブログの読者」が知らないだけ情報を情報発信しさえすればよいかと
404 Blog Not Found:それを知らなかったことは知ってはじめて知る」を読んで。

ブログで何を情報発信していくかって話題。

ブログは「他の人が知らないこと」を書く必要はなく、 「ブログ読者が知らないこと」を書けばよいんですよね。

「他の人」よりは「ブログ読者」の方が範囲は狭くなってるけど、そもそも他人(含むブログ読者)が何を知らないかなんて知りようがない。

実のところ私は、自分が何を知らないかすら知らない。「無知の知」どころじゃない。「無知の無知」だ。

にもあるけど、人は何かを知った後じゃないと、それを知らなかったことを認識できないから。



自分について考えても分からない「知らないこと」は他人に知らせる術もなく、故に「他人が知らないこと」「ブログ読者が知らないこと」を意識して書くのは不可能。



そこから考えると、自分がブログに書けることってのはある意味簡単で、自分が知ってることを書けばいい。



他人がそのことを知ってるかどうかは気にしなくてもいい。あなたが書いたことを知ってる人もいれば、知らない人もいるだろう。

知ってる人にとっては、あなたの書いた記事は役に立つものとはならないだろうが、別に害になるものでもない。知らない人にとっては、あなたが書いた記事に出会って初めて書かれたことを知ることができる。



読者がどんな記事を欲しているかを意識することは大事だと思うけど、ブログに何を書くかという点からは、素直に自分が知ってることを書きしたためればいい。それが必要とされているかどうかを判断するのは、書いたあなたではなく読んだ誰かであって、他人が何を知りたいと思ってるかなんて超能力者でも無ければ分からないのだから。