身近な場所でのブログブームへの期待


ようやく来たブログブーム - Hopeless Homeless」を読んで。

ゲーム系の仕事10年やってますけど、仕事場で「ブログやってる」人はごく少数。mixiを除けば、片手で数えるほどしかいない。ようやくブログ経験者見付けると、写メでご飯と買い物と空写真とか撮って、日記ちょこっと書いて、つ、いわゆるガールズブログ。ゴリゴリ文章書いて、毎日おもろいネタ披露して、レビュー書きまくって、ときに論争に首つっこんで、みたいな「ブロガー」って、身の回りにぜんぜんいない。

ネットを介して出会った人以外で、ブログが日常になった人は、いませんでした。

http://d.hatena.ne.jp/akio71/20081115/p1

この感覚、ものすごい分かる。


やれブログが流行ってる、SNSが流行ってる言われて、1000万だの1500万だののユーザー数や開設数と言った数字がニュースになったりしてる割には、身近な知り合いで引用で挙げられているような「ブロガー」っぽいブログを書いている人は本当に少ない。いわゆる不特定多数の人に見せることを目的としてのブログを日常的につけている人。

いままで知り合って来た身近な人数百人くらい(日常的に会話を交わす程度の間柄)で考えても、ああ、ブロガーだよなって思える人はおそらく10人もいない。いや、片手で足りるくらいかも。



SNSでの日記やちょっとした日記であるガールズブログっぽいものなら、もうちょっと書いている人の数は増えるけど、それだってそうは多くない。1000万とかの景気のいい数字はお試しでちょっとだけ触ってみたけど、すぐに飽きたって人くらいまで含めての数字で、実際にブログを日常的に書いている人はせいぜい100万人くらいなんじゃないだろうか。日本の人口1億2千万人からみたら、せいぜい100人に1人くらいな数。これが笑っていいともなら、「ブログを日常的に書いてる人!」と言えばストラップが当るくらいの確率。


ブログみたいな手段で個人が自分の書きたいことを自由に書いて発信できる土壌はできたけれど、世の中何かを書きたい!って欲求を強く持っている人ってそんなにいないのだろう。


ブーム、も振り返ってみれば、仕事で広報しなきゃならない店舗経営者、公式サイト、芸能人、文化人や、ガールズブログが主。ネットで遊ぶの大好き新しいもの大好き!な人たちが集まる場所では、ブログはもう終わってるらしいけど、ふつうの勤め人さんや、デジタル苦手な人にとっては、ようやくブログが定着しはじめたのかもしれないなあ。

http://d.hatena.ne.jp/akio71/20081115/p1

ブログが新しいブームとして取り上げられる段階は過ぎちゃったのかもしれないけど、それはブログを書くってことがどういうことなのか理解されて認識されたってことなんだと思ってます。ブログブームが終わっただけで、ブログ自体は終わっちゃいない。

むしろ、一般の人が参加してくるようになってくれば、いままでとは違った視点が増えてブログを読む側としては面白そうな気がします。



現実の知り合いでも、「ああ、あの人がブログ書いてくれたら面白そうなのになあ」って人は結構います。あえて無理に勧めたりはしませんがw