ブログを読んでもらうためには


ブログ。長文を書くとき気をつけたいこと。 - かみんぐあうとっ」を読んで。

文章を読む場所ってのはいろいろあって、新聞、書籍など紙媒体に書かれたもの、PCならブログやいろんなサイト、また携帯電話でもブログやサイトなどがあります。


紙媒体では比較的見通しがいいことや、文章を書くときのフォーマットがきっちり決まっていて読みやすく作られていることなどから、長文でも苦労せず読めますが、これがPC上ともなると結構長文を読むのは大変です。まして、携帯電話などになると長文はまずありえません。携帯小説を紙媒体に書き起こすと、ものすごい短文ばかりになってスカスカになりますが、あれは携帯電話で読むためにはあれくらいの量が最適だということで特化されている文章なのでしょう。


ブログにおける長文


PCで読むブログということで考えると、ブログというのは作者の思い通りのデザインやフォーマットを選択することができるので、デザイン、書き方などによって随分と違った印象になります。

引用記事で挙げられている「長文は好まれない」ってのは、「読む人のことを考えずに書かれている文章はとても読みにくい」ってことでもあります。

  • 改行する
  • 小見出しを入れる
  • 最後に「まとめ」を入れる

ってのは、文章を分かりやすく見せる手法として有効。せっかく自分が書きたいことを書いたのだから、ちょっと体裁を整えて読みやすくして、より多くの人に最後まで読んでもらいたいですしね。



このブログを書くときだと、改行はかなり多めに入れています。同じ段落の中でも改行を入れるし、数行くらいずつのまとまりで改行を多めに入れて幅をとって、あまり長文にしないようにしたりもしています。小見出しは、全体が或る程度の量になりそうだなと思ったら、適当な場所で入れておくと読む側が一息つけます。


最後の「まとめ」はなんか諭してるようであまり好きじゃないので、ここではあまり用いることはありません。どっちかというと、最後には何かしらの締めなり落ちなりを付けたい、って気はします。文章を読み終えた感を味わってもらうために。


長文になると、長い分、読み間違いされる率も高くなるんじゃないかなと思う。とはいえ、まぁ読み間違いされるというのはしょうがないかな、とも思うのですよね。人って読みたいように文章を読んで解釈するものだから。私も読み間違えることあるし。

ブログ。長文を書くとき気をつけたいこと。 - もっこもこっ

自分の主張したいことを、より詳しく書こうとするとどうしても長文になってしまう、でも長くなればなるほどどうしても思ってることと違うことを読み取られてしまう可能性も増えます。ああ、なんというジレンマ。


文章ってのは、人と人とが考えていることを伝え合うためのコミュニケーション手段ですが、それぞれの人が持っている背景が違えば、当然同じ文章を見てどう受け取るかも変わります。何かを正しく伝えようとするなら、「どこが主観でどこが客観かはっきり分ける」「紛らわしい比喩はなるべく避ける」「くどくど長く書かずに短くまとめる」ってのが大事。



長文を読む気になるかどうかってのは、出だし数行くらいの部分で引き込まれるかどうかが一番大きいかな? 7秒で読めるのもちょうどそれくらいだし。

改行が一切無くて、文章がびっしりブロックになってるブログは、どんなに気になるタイトルでもまず間違いなくページを閉じちゃいますけどね。