アンテナ感度とバイオリズム

パソコン通信から初めて、もう十数年ネットを使ってる私ですが、24時間いつでもネットに繋がっていないと生きていられない!ってほどにネットにどっぷり使ってる訳でもなく、結構ネットから離れているときがあります。(一般人の使用時間と比べたら、相当にどっぷり気味なのは否定しませんが)


アンテナ感度がにぶる時


ネットを見るときの巡回先は、ブラウザのブックマークに登録している数十程度の自分にとっての定番サイト、はてなブックマーク経由、RSSリーダー経由、Twitterメッセンジャーやチャットなどから、とあらゆる方向にアンテナを張ってるんですが、たまーに、どこを見てもほとんど興味が沸かなくなるときがあります。

たいていは、あちこち見ながらいろいろと考え事をしたり、気になったキーワードを手に調べものの旅に出たりと、かなり頭の中フル回転でネットを見てて、勢いづいた分がアウトプットとしてブログの記事だったり、Twitterのつぶやきだったりに溢れてるんですが。


そんなときは、それ以上あちこち見る意欲も無くなるので、オフラインで本を読んだり、テレビ見たり、ゲームしたり、音楽聴いたり、出かけたり。たいていは1日くらいで元に戻りますが、たまに1週間くらいそんなオフラインモードが続く時があります。



ネットであちこちのサイトや記事を見るための原動力になる好奇心が、こうバイオリズムの波のように上がったり下がったりしてて、たまにマイナスに振れたときに、そういうオフラインモードになるようです。ブログの更新が毎日ではなく、月に数日くらいのペースで途絶えるのもその辺りが原因。


人生の途中でネットが登場してきた世代


ネットという存在が、自分が大人になってから登場してきたものなので、ネットを見るという行為がどこかしら壁の向こう側の違う世界を覗く、というような認識になってて、ずっと向こう側を見てると疲れてしまうのではないか?と、たまに思うことがあります。

デジタルネイティブと呼ばれるような、生まれたときからネットが当たり前のように存在してて、その存在を日常的なものとして捉えられる人々との違いはそういう感覚の部分にあるのかもしれません。



それでも、ネットを使う期間が長くなるにつれて、次第に潜っていられる時間も長くなって来てはいるので、いつかは潜りっぱなしな感覚を身につけられる日がくるのかもしれません。それはたぶん、ネット側に行って戻ってこない、みたいな感じではなく、オンラインとオフラインの区別がつかないほどに自分の中で同化してしまう、という状態を指すんだとは思いますが。