まだまだ生息してた半角カナ


昔からワープロやらPCやらを使ってる人で、日本語を使ってる人にはなじみの深い全角と半角。


日本語を表示するときには、漢字を表現する必要があり、それなりに複雑な形の文字を区別して表示しなければなりません。そして、日本語表示では1文字を縦横1:1の比率で表示することが多かったのに対して、アルファベットや記号だけなら縦横2:1の比率でも十分に表現可能。

日本語のような2バイト文字は縦横1:1の比率の全角と呼ばれる形で表示され、アルファベットや記号のような1バイト文字は縦横2:1の比率の半角で表示されることが多かったのだけど、全角文字の中にもアルファベットや記号があるし、同様に日本語の一部は半角で表現されてたりする。その中で有名なのは、半角カナと呼ばれるカタカナを半角で表示するもの。



コレコレ、コレガハンカクデス



大昔のPCなどでは半角カナが多く使われてたんだけども、文字化けやエラーの原因になるため、メールやweb上ではなるべく使わないように、というのが昔から言われてて、最近ではほとんど見掛けることは無くなりました。



でも、最近バイトを始めたら、職場の電子書類(普通にエクセル、ワードの書類)の中に出てくるわ、出てくるわ、半角カナのオンパレード。狭いスペースに無理矢理文字を詰め込むときに半角カナが重宝がられているらしく、カタカナ文字の大半は半角カナになってるという恐るべき状態。

あまりに多用されてて常用されてるために、一人半角カナを使わないって訳にもいかず、郷に入りては郷に従え的に半角カナ文化にまみれる日々。



企業でのPC使用文化って、IT系以外は別にPC使用勉強会とか頻繁にやる訳でもなさそうなので、どんだけ社内に詳しい人がいたか、その人が影響を及ぼせたかに左右されてる所が大きそう。感覚的には1998年頃のPC使用状況・・・10年くらい巻き戻ってる環境で仕事してたりします。