ネットという情報革命のまっただ中で

日本の近現代化にはインターネットが必要だった - くるえるはてなくしょん」を読んで。

だが、それがいいというか、どうしても閉塞的で抑圧的で嫉妬っぽくて、足を引っ張り合うようなマゾ体質がみんなにあるようなこの国でもう毎日働きたくないでござる満載なこの国で、インターネットはバカと暇人とオタクと変人とエロのためのものw だったのだけど、最近それがちょっとずつ変わって来てるような所もあるし、そうじゃない所もあるのだけれど、自分がブログとかちゃんと書いたりして、twitter とかもあったりして、それでこの国のみんなのためとか政治的なこととかのために、まあそのインターネットがあって良かったとか思うし、ちきりんさんのブログが読めて良かったとかよく思ったりするわけです。

日本の近現代化にはインターネットが必要だった - あったらしくるえるはてなくしょん

90年代にバブルがはじけた後からずっとこの国に蔓延してるなんとなく暗い雰囲気が続く中、なんでもあるけど唯一希望が無い国とか言われてしまうこの日本で、その原因の大きな部分を占める過去からの負の遺産をなんとかするためにも、いろいろと変わらなければならない状況において、いろんなことをひた隠すことで自らの利益としてきた過去のさまざまな風習、慣習、企業・仕事のあり方なんかに横穴を開けて日の元に晒し、今までの膿を出して日本が生まれ変わって行くためには、ネットは無くてはならなかったものです。

まだまだ普及しきってるとは言えないし、良い方向だけじゃなくて悪い方向にももちろん使われるために、その使い方も含めて考えて行く必要はあるけれども、場所(住んでいる地域)、時間、距離、立場を飛び越えてコミュニケーションし、知識を蓄積し、まとめあげることのできるネットのさまざまなサービス、これは産業革命以後に世界中の社会そのものが大きく変革していった時と同様、情報革命として後から大きな変革点として捉えられるくらいの革命的状況を作り出せるものであるのは間違いありません。



日本でのネットは「バカと暇人とオタクと変人とエロのためのもの」なんて言われてしまうのは、日本のさまざまなしくみがネット登場以前でそれなりにうまく機能しておりネットを取り込もうとしなかった、ネットになじみの深い若い世代が引っ張って社会的に変化を起こせる部分が少なかった、自ら考え行動するよりも与えられた物に流される行動を好む人が多い日本人的性質、などなどいろいろな要因で最初に挙げた要素以外でのネットの活用が進まなかったせいなのですが、ネットが普及し始めて15年以上経った今ではようやくさまざまな分野へのネット活用が本格的に進み始めてきました。

これからの時代を生きていく上で重要になってくるのは、このネットという情報革命で出て来た多くのサービスを如何にして使いこなして自分の能力とできるかという点で、これを使いこなせない人は近い将来に後から来る情報革命世代の若い人達にあっという間に追い越されて行くんだろうなあ、と思うわけです。



うだうだ書いたら、なんか長文で読みにくくなったけど、ネットをただ受身で使うのか自分から進んで何かをするための能動的な行動のために使うのかってのは大きな違いだよな、と思いつつ書き連ねてみた情報革命まっただ中な2009年の夏の夜でした。