ソニー・ピクチャーズの映画がiTunes Storeで販売・レンタル開始

ソニー・ピクチャーズの映画、日本のiTunesに マイケル・ジャクソン「THIS IS IT」ほか - ITmedia News

ソニー・ピクチャーズが12月16日、日本のiTunes Storeでの映画販売・レンタルに参入した。17日時点で、「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」「チャーリーズ・エンジェル」「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」「ソルト」の販売が確認できた。

ソニー・ピクチャーズの映画、日本のiTunesに マイケル・ジャクソン「THIS IS IT」ほか - ITmedia NEWS


ついに日本のiTunes Storeソニー系列のコンテンツが販売・レンタル開始されたというニュース、たぶんほとんどの人は「ソニーミュージックは?まだ??」と思ってるに違いありません。



PCでの音楽配信がいまいち普及期に入らないのは、レコード会社によってどの配信サービスに自社の音楽の配信を許可しているかが別れているからであり、レコード会社と配信サービスの関係が密な場合が多い日本ではアップルのiTunes Storeソニーミュージックの楽曲が提供されていません。


この現象は音楽業界のみならず、iPadの登場でにわかに活気づいてる電子書籍業界も同様の状況になることが予想されます。見たい電子書籍ごとにショップが違うくらいならまだしも、電子書籍リーダーごとに見られる書籍が違うなんて状況のうちは本格的に電子書籍が流行ることはなさそう。



日本ではレンタルCD・DVDがかなり安い値段で普及していたり、古本で書籍を安く入手することができるため、リッピングや自炊によって自分の見たいコンテンツを自分の手持ちのPC・モバイル機器に取り込むのが広まっています。

データ販売なり配信なりが行われない以上、自分の手持ちのPCやモバイル機器で見たいコンテンツを楽しむためには自分で取り込むしか手段がありません。

販売元からデータ販売・配信・レンタルサービスが開始されて正規な入手経路が確立するのを待ちわびる中、今回のソニー・ピクチャーズのiTunes Store参入の流れは他社の動向にも影響を与えそうで期待が持てます。