いろんなSNSの使い分けを考える

ブラウザでTwitterFacebookGoogle+のタブを並べながら思うこと。


ネット上に書きたいこと


ネット上に何かを書きたいとき、まあある程度長い文章ならこうやって自分のブログを使う訳ですが、それに満たないちょっとしたつぶやきとかライフログ的記録、おもいつきなんかはTwitterFacebookGoogle+なんかに書こうと思う訳です。

発言量の制限とかは違いますが、まあだいたい一番制限がきついtwitterの140文字に収まるくらいの分量しか一度に発言しないので、どれを使ってもいっしょだったり。



じゃあ、どの発言をどのサービスで、というこだわりがあるか?と言われると、正直特に無い。ありません。今はTweetDeckを使ってTwitterFacebookに同じ内容の発言をマルチポストすることが多いですが、TwitterFacebookGoogle+全部にマルチポストできるクライアントが出たら、それを使うかもしれません。



同じ内容の発言をして、TwitterFacebookGoogle+と全部違う反応が帰ってきます。まあ、基本、反応してくれる人はどこかのサービスひとつで反応してくれるのですが。

それぞれのサービスで反応してくれる人が違う、つまり私の発言を見てくれている人、反応してくれる人が使っているサービスが同じ様なフォロワー集団だけども微妙に分散してたりします。



「違うサービスで同じ発言するなんて意味が分からないし、そんなの意味が無い」「同じ発言をあちこちで読まされるのは勘弁」って意見もみかけますが、前者に対しては「どのサービスも同じ様な使い方してるので、それぞれ別な発言に分類するってのが思い付かないし、それぞれ反応が違うので自分には意味がある」後者に対しては「フォローするしないは自分で選択できるんだから、自分がその人の発言を読みたいサービスで見ればいいんじゃ?」と思ってます。


公開範囲を指定して書きたいとき


FacebookGoogle+では発言の公開範囲をかなり細かく設定することができます。



うん、できるのは知ってる。知ってるし、便利そうなんだけども、いざ試してみようかな?と思うと、案外公開範囲を絞って(制限して)、特定の集団に向けて発信する発言ってのがなかなか思い付かなかったり。

ネットを通じて交流のある知り合いをいろんな集団で分類すれば、なんだかんだで十種類以上の分類に分けれられるのですが、そのどれかの集団にだけ限定で発言する内容、うーん・・・と考えてみても、範囲限定的なオフ会の話題くらいしか思い付きません。



またメンバーを限定して発言したり交流したいのなら、公開範囲を絞った発言を行うよりも、メンバー限定なグループ的な場所に集まって書き込み合う方がなんとなくしっくり来ます。

普通の発言で公開範囲をいろいろと設定するのは、なんかちょっと設定をミスって限定なはずの発言を全体公開なんかにしちゃったりなんて事故が起こりそうでなんとなく怖いし、限定向けなはずの発言がRTやら共有やらでコントロールが効かなくなって広がりそうかも、という漠然とした恐怖感も感じます。



考えてみれば、現実では学校、会社、親戚、近所の隣人などいろんな集団の中でそれぞれの中でしか通じない話題の会話をしていますが、例えば「会社と近所の隣人」とか「学校と親戚」とか普段は交わらない集団が何かの際にふと交わったときって非常にドギマギしたりしますよね。あれ、どこまでこの発言していいんだっけ?的な。

ネットサービス上でもたぶん同じ事で、異なる集団がごちゃ混ぜな中でそれぞれに対してのみの公開の発言を・・・とか考えると混乱しがちになってしまい、個別のグループとかチャットルーム的な場所で区切られていた方がいろいろと話し易いのかと。




何はともあれ、SNSサービスは相手あっての利用なので、周りの知人達がどのサービスを利用していくかでこれからの自分のSNS活用の使い分けも変わって行くでしょうし、新しいサービスが出て来てフォローフォロワーがシャッフルされる度にまたあらたに面白そうな人を発見して交流するチャンスも生まれたりってのもあったりで、どれか一つのサービスに集中してしまうのではなく、定期的に新たなサービスが参入してシャッフルされるような状況の方がいろいろ面白いのかも。