自販機にもWi-Fiによる無料ネット接続機能が搭載される

スマートフォンの急激な普及により、出先でネットを利用するユーザーが増え、それに伴ってモバイル環境で利用されるデータ通信の通信量は増大の一途を辿っています。

すでに都市部では人が多い場所などを中心に通信が重くなったり、遅延したり、という現象が出ている場所もあるようで、今後も続くであろうスマートフォンユーザーの拡大に向け、少しでもやりとりされる通信量を削減するためには、3G通信ではなくWi-Fi環境にデータ通信を流す必要があります。

さまざまな企業や店舗などがWi-Fi環境を準備して利用者に無料で使ってもらうことによって、集客や宣伝効果を狙っていますが、そうしたインフラ拡大のひとつとして、アサヒ飲料が自販機でWi-Fiによる無料ネット接続を提供するそうです。

これって、自販機を災害時の救援インフラとして活用しようってのも念頭にあったりするんですかね？　例えば、自販機の飲み物を災害時に無料で取り出せるようにする、みたいな感じで、自販機のネットインフラが生きていれば、通信が確保できるとか。