タスクをこなすだけで終わらずに何かを成し遂げたいとき
「正月だからタスク管理を考える « Soul for Sale」
タスク管理についてざっくりと意義や手法について語ってるエントリ。確かに普段の日常生活から開放される休みな期間はこういう振り返りにはいいですね。
人々はどんどん忙しくなり、タスクをこなすタスク管理へと導かれる
人が忙しくなってきていろんなタスクを抱えるようになると、どんどんと頭の中にタスクが積み上ってしまい、やるべきことは出来ているのか、効率よくこなせているのか、というプレッシャーと戦うためにさまざまなタスク管理に手をだします。
世の中にはさまざまなタスク管理の手法があるし、PCやモバイルガジェットなどの電子機器、アプリやwebサービスなどによるタスク管理サポート、さまざまな魅力的な文房具など、タスク管理の手助けとなってくれるサービスやツール、道具もまた世の中に溢れています。
人それぞれ、抱えているタスクの種類や量は違うだろうし、仕事のスタイル、環境、手に馴染む道具、好みなど、どのタスク管理手法や道具、サービス、ツールがしっくり来るかも千差万別だろうから、それらはいろいろと試しながら手に馴染むものを選んで行けば良くて。そして、そのための情報、解説本やらブログ記事やらはたっぷりあります。
タスクをこなして自分の目標に近づいているか?
でも、しっかり考えるべきなのは「タスクをこなすこと」で何を成し遂げたいのか、ということ。定量的でも定性的でもいいですが、なんらかの目標を持っている場合には、自分が抱えてるタスクは自分がやりたいこと、成し遂げたいことに沿っているか? 目標に向かって近づけているのか?というのが重要です。
タスク管理においてタスクをどう実行するか判断する部分では、より重要ですぐにやるべきものを判断し、それから重点的に片付けていく、というのをよくみます。でも、自らが抱えてるタスクの中に、自分が目標とする地点にたどり着くために必要なタスクが入ってないとしたら、入ってたとしても足りていなかったらどうでしょう。そう、いつまで経っても目標地点へはたどり着きません。
目的にたどり着くため、何かを成し遂げるために必要なタスクなり行動なりが足りていないと気づいたら、それを自分のタスクへと追加する作業が必要です。もちろん、日々のタスク見直しで気づいた時に追加でも構わないのですが、週に一回程度は自分の目標と抱えているタスクがうまく結びついているかをチェックし、足りない部分は追加する方向修正作業の時間が大事。
タスクと習慣
一回限りのタスクで終わってしまう行動なら、タスク管理に入れてこなしてしまえばそれでOKなのですが、中には何度も定期的に行うことが必要とされる行動もあります。そういう行動は定期的に時間を確保する、自分の生活サイクルに組み込むなどで習慣化してしまうのが一番楽で効果があります。
簡単に習慣にできないな・・・と思える行動も、少しずつから始める、道具を揃えて形から入る、いっしょに行う仲間を探す、実行を宣言する、記録する、などの方法で習慣化しやすくなります。