目標から目をそらしたときが失敗への入り口

「必ず目標を達成する人」はどのように考えているのか | Lifehacking.jp」を読んで。

目標達成型の思考と、失敗回避型の思考の違いがいくつかのパターンで挙げられています。

1. 目標達成は自らの責任と考える
目標達成型の人は、困難なタスクの成否は自分のイニシアチブの取り方、実行の仕方、達成するまでの継続力にあると捉えるのに対して、失敗回避型の人は手持ちのリソースの量や状況に左右されると捉えがち(「難しすぎる!」「時間がないのでできない」)

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言い訳してる暇があったら手を動かせ、って奴ですね。困難な道のりでも、目標を見失わず、実行の仕方をしっかり考えながら目的達成まで地道な継続を続ける、山頂に登るのも一歩一歩の積み重ね。

2. 難しいタスクはチャンスと考える
困難に直面した目標達成型の人はそこに「機会」や「価値」を見出すのに対して、失敗回避型の人は失敗して恥をかく「脅威」を感じてしまう。

「機会」や「価値」を見出せばそこへ果敢にチャレンジしていく勇気がわくけれど、「脅威」を感じてしまえば怖じ気づいて足が止まってしまう。そこから逃げ出してしまう。

3. 困難に伴うストレスを歓迎する
目標達成型の人は困難に対してさらに集中力とコミットメントを強めるのに対して、失敗回避型の人はそのストレスに耐えられなくなる。失敗を回避する人は、そうした努力をいきすぎている、あるいは無理をしていると感じがち。

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困難を突破するには集中力とここを乗り越えるんだという自分への約束が必要なのに、「無駄な努力」と自分への言い訳にしてしまう。自分の目標を自分で達成不可能であると判断してしまったときの言い訳。

4. スキルは向上しうると考える
目標達成型の人はタスクを進めながらもスキルを向上させて最終的には達成できると考えるのに対して、失敗回避型の人はスキルは固定していて、いま持っているもので戦わないといけないと考えがち。

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いま自分が持っているスキルは、かつて長い時間をかけて向上させてきたもののはずなのに、もうそれが向上しないと考えてしまうのは何故だろう。

5. 継続の力を信じられる
目標達成型の人が、「やってみるまではわからない」「とにかくできるまで何千回でも試すんだ」というとき、失敗回避型の人は「やめどきが肝心だよ」と考えてしまう。

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失敗を回避して得られるのはなんだろう?失敗しなかったことで守られた自分のプライド?それと目標達成の喜びとどっちが大事なんだろう?



自分の人生を振り返ってみても、目標を達成できたときにそれはどんな道のりだったかを考えると、失敗することを恐れずにひたすら目標に向かっていった場合が多かったように思う。失敗したときはたいてい目標が見えなくなっていたり、そこから目をそらしていた。


人は見えない目標に向かっては頑張れない。自分が目指すべき目標を見つけ、そこから目を離さずに前に進み続ければいつかそこにたどり着ける。目標から目をそらしてしまったそのときが失敗への入り口なのだろう。