別世界の話を笑うってのはテレビの向こう側を笑うみたいな感覚か


安全圏から他人を笑うのは楽しい - phaの日記」を読んで。


書かれてる内容自体は「ああ、そういう他人ごとで見られる領域と自分と重ねてみちゃう領域ってあるよなー」と納得しながら読んだんだけど、なんだろう、phaさんが使ってる安全圏って言葉がちょっとしっくり来なかった。

自分がそういう立場とか考えに陥ることのない別世界?みたいな話題だから、自分のアイデンティティと交わることが無くて単なる他人の笑い話として見られる。安全圏ってよりかは別世界、って感じか、自分的には。



安全圏っていうと、相手には自分の言ってること届いてないとか見られる訳無いとか反撃来ないだろと思いつつ言いたい放題書いてるような人達が、自分たちはソコにいると信じてるゾーン、みたいな感じがする。あくまでネット上での話だけど。この場合の安全圏ってメタ的に見るとたいして安全圏じゃないよね?ってのがみえてる。



別世界な話題だと、そもそも自分との接点なかったり、自分はそう考えない、そうならないという絶対的な自信や自負があったり、ってので、そうはならないし、そういう事態と交わることもないという安全圏なんだけど、こっちはネット的な意味じゃなくて普通に使う安全圏って言葉の方。



そういう別世界の話題を笑いながら見るってのは、テレビの向こう側を笑いながら見る、って感覚なんだろうなー、と。