自分のブログのトラックバックについて考えてみる。


自分のブログの記事に、誰かがトラックバックをしてくれていたとき。


普通はトラックバック元を読みに行きますよね。だって、自分のサイトに何らかのアクションを起こしてくれたんだから。

読みに行くのはもちろん義務でもなんでもありませんが、読みに行くような面倒なことしないよ?ってんなら、あまりネット上で何かを公開すること(もちろんブログというスタイルも含む)に向いていないかもしれません。自分の言いたいことは言うけど、人が自分に向けて言ってくれたことには興味ないなんて・・・もったいない。


どんな記事からトラックバックをもらったか?


さて、トラックバック元を読みに行くと、次のようなパターンなはずです。

A. 自分の記事について言及されており、自分の記事へのリンクもあった。
B. 自分の記事について言及されていたが、リンクはされていなかった。
C. 自分の記事については何もなかったが、関連するような話題の記事だった。
D. 何も関係のない記事だった。


D.は間違いなくトラックバックスパムですね。ただアクセスを求めてはられたトラックバックですので、自分の記事を読んだ人が間違って見に行かないようにそのトラックバックスパムを削除しておくといいでしょう。

A.なら、たぶんどんな考えの人でも問題のないトラックバックです。その人の記事にコメントしてくるのもよし、相手の記事を読んで何かを感じたのなら、それを元にして記事を書き、相手にトラックバックするのもいいですね。

B.なら、言及されたことは嬉しいですが、せっかくならリンクしてくれてもいいのに、と思うでしょう。リンクがあれば、どちらの記事から読んだ人でも、お互いの記事へのアクセスルートがあるので、両方を読むことができます。相手ブロガーだけでなく、読者にも分かりやすいのです。


C.の場合はどうでしょう。関連するような話題というのにもいろいろあって、同じキーワードが含まれるような記事だったら、おそらく関連するキーワードを使っているブログ記事を検索で探し送ってきたトラックバックでしょう。相手は、自分のブログを読んで欲しいがためにそのような検索トラックバックを送っているのでしょうが、特に記事自体には関連はないので、トラックバックを削除してもかまわないと思います。

せっかくトラックバックしてくれたんだから、お礼とか言っておかなくていいの?と思われた方。トラックバックというのは、自分のブログ記事から相手のブログ記事へとリンクを貼る行為で、上述のような検索トラックバックだと、あなたのサイトを読んだ訳でも、関心をもった訳でもないのです。単にあなたのブログを踏み台にしてアクセス数を稼ぎたいという行動になぜお礼を述べる必要があるんでしょう?

また、関連すると言っても、例えばアニメやゲームの感想を書いていた場合には、同じような話題を扱っているということでトラックバックが送られてくることもあるようです。広義で考えれば、これも検索トラックバックなのですが、このような文化圏ではこういう形のトラックバックが一般的になっている場合もあるようです。

自分のブログにおけるトラックバックの意味


トラックバックをどう考えているのかというのは、大きく分けると次のような点があります。

1.相手ブロガーの記事に言及して自分はこう考えましたよ、ということを相手に伝える方法。
2.トラックバックを飛ばすことによって、相手のサイトからのアクセス(相手ブロガーとその読者)があることを狙ったアクセスアップの方法。
3.自分のブログ記事を読んでくれた人が、自分の記事から更に発展した内容を期待して読みに行ける場所として。


1の使い方に反論がある人は、、、まぁたぶんいないと思います。相手とのコミュニケーション手段として、非常にありがたい機能です。

2の使い方はどうでしょう。トラックバックをした結果としてアクセスがアップするのと、アクセスをアップさせるためにトラックバックをするのは、同じようで全然違います。アクセスアップのためだけにするトラックバックは相手にいやがられ、削除される可能性があります。

そして、あまり話題に上らないのですが、3はどうでしょう。もし、1の意味でトラックバックが使われていれば、トラックバックにある記事は元記事と関連深い記事でしょうから、そこを読むのは意味のあることだと思います。

しかし、2でいうアクセスをアップさせるためのトラックバックや、トラックバックスパムだらけの場合は、たぶん読んでも意味がないでしょうし、読む気にもならないでしょう。あなたのブログ記事のトラックバックはどうなっていますか?



トラックバックを送ることだけじゃなく、自分のブログ記事におけるトラックバック一覧が意味のあるものになっているかどうかを考えてみてはどうでしょうか。