ブログ大国日本に生まれて


池田信夫 blog:日本はブログ大国?」を読んで。

TechnoratiのCEO、Dave Sifryによれば、全世界の3700万あまりのブログの記事を言語別に分類すると、トップは日本語だそうである。

確かに日本でしか使われていない日本語のブログが言語別でトップってのは、あれれ?って思いますが、その後の分析にもあるように、日本のネット事情が海外のそれとはちょっと違っている部分が大きく影響してそうです。

  • ブログ以前から、もともとウェブ上で日記を付けるような文化があった
  • 携帯電話からモブログするのが流行っている
  • 日本では無料のブログサービスを展開しているISPも多く、とにかく個人でサイトを持てるんだ!って所を集中的に宣伝している


ブログという簡単に自分の文章を公開できるツールができて、自分のサイトを持つ人が増えてくるのは分かるんですが、その反面で、自分の書いた文章を公開し続けたいって強く思いブログなりサイトなりを続けられる人の数はそれほど増えた訳ではないんじゃないかなぁと思います。


3月末のブロガー868万人、SNSユーザーは716万人--総務省が公表 - CNET Japan

そのうち1000万にも届こうかというブロガー人口ですが、そのままちゃんと続いてるのはどれくらいなのか?


ブログファン ブログ総合情報

を見ると、全ブログサービスのアクティブユーザーを足しても、せいぜい数十万人程度。

一つのブログサービスの中を見ても、アクティブユーザーは数万人程度っぽいですが、ブログがアクティブなのと、そこを訪問してる読者の数ってのはどれくらいの比なんでしょうね。

たぶんネットの前例的に見て、書いている人<<読んでいる人なのは間違いないんでしょうが、どれくらいの比率なのか興味があります。どっかでそういう調査してるサイトないかなぁ。