多くの人の情報発信で成り立つネット


POLAR BEAR BLOG: 自分だけのアルファブックマーカー(from まなめはうす)」を読んで。


「万人にとって面白い記事」は自分にとって面白くない、ソーシャルブックマークを”見る”ようになった人が感じるであろうこの問題点を解決するには、自分と同じような興味を持つ人=自分にとってのアルファブックマーカーを探せばいいという話。



私は使っていないから知らなかったのですが、Buzzurl [バザール] / ソーシャルブックマークだと「シンクロユーザー」という同じ記事を過去にブックマークしているユーザーを表示してくれる機能があるそうで、これを見れば自分と同じことに興味を持っているユーザーを知ることができます。


はてなブックマークでも、「好みの近いはてなブックマーカーを探そう」というサービスで自分と同じ記事をブックマークしているユーザーを探すことができます。ただ、処理の問題から最新30件のブックマークでしか調べられないので、そんなに確実に分かる、というほどではないのですが。


面白いことを発信したり見つけてくるのは人


ネットを使っていて、常日頃から感じていることなのですが、ブログで何か面白いことを発信しているのも、ソーシャルブックマークでそういう面白いことを発見してきてブックマークしているのも、みんな人なんですよね。

だから、面白いことを知りたければ、面白いことを発信しているブログ、それを書いているブロガーを知ればいいし、いち早く面白いことを知りたいなら、広いアンテナやある分野に強いアンテナを持っていて面白いことをいち早く発見しているブックマーカーを知ればいい。どっちも人を見つける行為な訳です。


また、人はそれぞれ人脈を持ってますから、面白い人同士で繋がってたりして、一人の興味深い人を見つけると、芋づる式にいろんな人を知ることが出来たりもします。


情報を発信する意味


ブログを書いたりして自ら情報を発信していると、同じような情報を持っている人が集まってくるなんてことはよくあります。最近だと、はてなブックマークで多くのコメントがつくようになって、そこで新しい情報に気づいたりすることもよくあります。情報が欲しかったら、まず自分の持っている情報を発信するというのが一番。


ブログを書くのが大変だとしても、もっと簡単に情報発信する方法があります。それはソーシャルブックマーク。自分が興味を持った記事をブックマークしてそれを公開しているだけでも、ネットという大海原から記事をすくい上げて私が興味持っていますよ、という情報発信になります。

ブログで情報発信するのよりかは小さな情報発信ですが、ネット上に溢れる多くのブログ記事から興味深いモノをピックアップするというのは自動でできることではないので、小さいながらも重要な行為になります。タグをつけたりして、他の人が記事を見つけやすくすればなおいい。

さらに、ソーシャルブックマークで同じ記事に興味を持ってる人を辿れば、自分が興味を持つ記事に出会う手がかりにもなります。



なんで自分のブックマークを人に公開しないといけないんだろう?と思う人も多いかもしれませんが、自分の持ってる興味という情報を公開することで自分に帰ってくるものがあります。

いつもネットで見ている情報は、どこかの誰かが情報発信してくれたから見ることができる。だったら、見るだけじゃなくてそれに参加してはどうでしょうか。