公開したブログを修正するとき


ブログを公開して不特定多数の人に読んでもらえる状態にした後で、その内容を修正したくなるときがあると思います。そんなときにどう修正したらいいのか。



誤字、脱字は気づいたら自由に修正してかまわないと思うのですが、コメントやトラックバックがついた後に修正・変更を行う場合はちょっと考えた方がいいかもしれません。

コメントやトラックバックで触れられている部分の文脈や内容を断りなしに変更してしまうと、そこに触れていたコメントやトラックバックの内容がちんぷんかんぷんになってしまいます。



「そんなの知ったことか、自分が書いたものだから自分が自由に修正する権利がある」ってのもひとつの考え方でしょう。でも、その場合はコメント・トラックバックなどでやりとりしてる相手から不誠実な対応をされたということを指摘されるのもやむないでしょう。なぜなら、相手が言及してる部分を削除・改変されたら、その部分に関わったコメント・トラックバックの内容の意味が通じなくなるから。

そうやって意味が通じなくなったコメント・トラックバックに改めて反論するのは、もう何をしたいのか理解不能に見えます。第3者から見ていても、自分の都合の悪い部分を消して相手の揚げ足を取ってるだけにしか見えません。



修正・変更したいのだったら、元文章を残してそこに削除線を入れた上で修正・変更すれば、コメント・トラックバックで関わっている人とのやりとりも維持しつつ修正・変更できると思うのですが。



やり取りするたびに言ってることがころころ変わってしまっていたら、とても議論になりえません。自分が間違っていると気づいたり、相手がもっともなことを言ってるな、と思ったらそれを認めて修正すればいい。別に命をとられるわけじゃなし、途中で考え方を改めたことをしつこく攻撃してくるような人がいたとしたら、それは議論するに値しない相手だったと思えばいいだけです。



自分のプライドを取るか、議論を取るか。